方丈の里2

日々 徒然に里に親しみ 世の様々に喝!!

散文詩; 枯木竜吟

2017年08月30日 | 散文詩


朝に礼

夕べに感謝



行き交う人の




世のすがら


枯木竜吟



こともなき日々


感謝しつ


合わす両の手

掌(たなごころ)


誰が言うたか

皴と皴


併せて祈る

命の日々を



――――
*枯木竜吟

一度衰えたものが回復する。
または、苦しい状況を抜け出して生を得ること。
または、ありえないことが実現することのたとえ。
禅宗の言葉で、枯れているように見える木が風に吹かれると、竜が声を発するような勢いで音が鳴るという意味から。


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