少年少女黒帯研修会

少年少女部の黒帯研修会が開催されました。



昨年、２０１８年、夏季昇段審査会で４人の少年少女部が黒帯の仲間となりました。



豊空会には様々な”層”が存在します。

一般部、女性部、少年部、少女部．．．年齢などによってもっと細分化出来ます。

それぞれに、色帯があり、黒帯があり、指導員の層もあります。

全体の層に通底しているものもあれば、それぞれの層に特に適したもの、伝えたいものが存在します。

今回は、少年少女部の黒帯という枠での稽古会です。

次世代を担う少年少女部に熱い伝える会が展開されます！

田部井（ためがい）師範が伝えたいこととして最初にチョイスされたのが．．．



．．．武道空手の歴史です。

中国と日本の歴史から紐解いたその内容．．．

学校の歴史で習った事や出来事．．．例えば”遣唐使”だとか．．．そのような”記号”が、

実際にどのようなことだったのか、何をしたのか、どのような影響を与えたのか、

様々な出来事がどういう影響となって現代に至っているのか．．．

様々を絡めながら．．．武道空手の歴史が展開されていきます。

生きた歴史の授業．．．少年少女部は、ただの記号だったことが

武道空手の歴史を中心に、生きたものとして再認識され、

「（キラン！）はっ！そういうことか！」

目を輝かせ膝を打つ．．．



そういう武道空手基礎学を学んだ上で、具体稽古．．．

終わったあと、参加者に感想を伺うと、

「空手の歴史が楽しかった！」

と、みんな目を輝かせて答えてくれました。

さらに深いところから武道空手を学んでいく．．．

新たな第一歩となった少年少女部黒帯研修会でした。