法友会(寺院間の血縁でない親戚みたいな集まり)で、東北宮城・岩手に行ってきました。
福島がないのは、幹事さんにはどうしてか聞きませんでしたけど、避けたのかなと一瞬でも感じてしまうのは、私が原発・放射能汚染を気にしているせいなのかも。
松島で昼食を済ませて、つぎに石巻市日和山で、慰霊法要をしてきました。約55メートルのこの山は、大津波の映像が何度も繰り返してTVで放映された場所です。
昨年の東北ツアーでは岩手中心にまわりました。山や丘から見える風景に比べてみても、正直なところ、そんなに風景が変ったというよりは、あまり変化がないというのが実感です。
ガレキ置き場のガレキが、整理されたという程度で、見た目にはほとんど変りません。人びとの営みが目には見えないという風景です。
また、二泊三日最後の訪問地は、閖上中学校(仙台空港近く)でした。ここもTVなどで放映されたところです。校舎は、おおまかに清掃されてはいますけれど、大津波の爪痕は、いたるところに残っています。グランドは、細かなガレキが埋もれたままです。校舎内には、泥まみれになった本などが、そのままになっています。
ここでも法要をしてきました。建立された慰霊碑の前には、たくさんの供物が並べられているのを見ると、過去の出来事ではなくて、現在進行中の被災だという実感が湧きます。
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