本堂に設置した東日本大震災支援の募金箱に、多額の寄付をいただきました。ありがとうございます。
宝泉寺では、日本赤十字や共同募金会ではなくて、市民団体を通じて支援活動に使っています。
第1段階では、宮崎の新燃岳噴火の風評被害で、農作物が売れなくなってしまった農家から、適正な価格で農作物を購入して、それを、東日本大震災での炊き出し支援に送る活動などに、10万円を出しました。
第2段階では、被災者の精神的なケアをする活動に10万円を支出しました。
現地で活動している人が、こんなことを話していました。「国や行政は、復興復興と言っているけれど、被災者は3月11日に戻りたい気持ちが、一番強い。そんなことを言っては、弱気だと言われそうだから言わないだけで、できることなら大災害の前にもどりたいと思っている」と。
被災者はがんばっていますとか、被災者は元気でボランティアがその元気をもらってきましたというコメントを聞くことがあります。けれど、その声にならない本心というのは、辛いけど、その辛さを見せることができないという思いで懸命に生きている人も、きっと多いはずです。
人前では元気だけど、独りになったとき、辛さに生きる力を失ってしまう人もいるはずです。
宝泉寺では、そんな被災者を支える活動と、その支援者を支える活動を続けていきます。
最新の画像もっと見る
最近の「インポート」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事