ある地元の方が、手紙とともに、昔の中日新聞の切り抜きを何枚か、ポストインしてくれた。その趣意は分からなかったのだが、その中に私の記事も入っていた。2000年の東海豪雨の時に、西枇杷島町(現在の清須市)で活動した経験を、名古屋工業大学の川橋(橋の漢字は不正確)範子教授の紹介で講演をさせてもらったときのものだ。東海豪雨からは、もう21年前になろうとしている。9月11日だったな。
もう今になっては、私には現場で活動できる意志も体力も失せてしまった。でも、無関心でいること、知らぬ顔をすることだけは、しないようにしないようにという願いだけは、まだかろうじて残っている。