こんにちは南仙台の父（hrperficio）です。
今回はメガバンクの統合・再編について取り上げてみました。
デジタル化の進展や金融規制の緩和などを受けて、従来型の金融機関とは違
う形の金融機関や通貨デジタル化など、様々な動きが出ています。
また、キャッシュレス対応や通帳などの有力化、銀行窓口の廃止など、金融
機関自体も大きく経営効率改善にシフトし、従来は高齢者を中心とした金融
機関の営業形態も行き詰まりを見せています。
そんな中で経営的な問題から統合再編が再び起こるのかを占ってみました。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、死のカードの正位置が出ています。
死のカードの正位置は停止や終末、破滅や離散、終局や清算、消滅や悪い転
機、損失や満身創痍といった意味があります。
これ以上の統廃合もない代わりに、日本のメガバンクの先行きは非常に厳し
い結果となることを暗示しています。
今の金融機関としての役割をそのまま続けることはできず、いずれ何がしか
の形で変質を求められることになります。
日本の金融制度自体が日銀を含めて、大きく変化を求められることになるた
め、メガバンクもそれに合わせた形にならざるを得ません。
今進められている合理化は更に強力に進められ、預金を前提とした金融機関
の在り方も変わらざるをえません。
また、デジタル化・キャッシュレス化も更に進むことで拍車がかかり、金融
機関の窓口も貸付けなども含めてデジタル化していくことになります。
死のカードが示す通り、今の金融機関の形はやがて消滅し、場合によっては
機能化別の清算や部分的な損失過多による整理なども出て来るかもしれず、
足下が弱いメガバンクは消失することもあるかもしれません。
ただ、死のカードは新たなものが生まれることを暗示するカードなので、金
融混乱になるのではなく、従来型の金融機関の意義が失われて、新しい存在
価値を生み出すことになることを意味します。
次に環境条件ですが、戦車のカードの正位置が出ています。
戦車のカードの正位置は勝利や征服、行動や成功、積極性や開拓、体力や視
野の拡大、摂理といった意味があります。
メガバンクに限らず、地方金融機関なども積極的な時代要請に応える姿勢を
見せた革新を求められ、これに応えられる金融機関のみが形を変えて成功す
ることを意味します。
従って、今までの営業理念や政策には固執せず、新しい概念を張って、時代
に沿った金融機関の在り方に形を変えられるものだけが生き残ることができ
ることを意味します。
残念ながら形を変えずに生き残ることはできないようです。
また、デジタル化の波は更に金融機関を大きく変えることになり、通貨とい
うものに対するイメージもこれから大きく変わっていきます。
市中で通貨の流通がない状況に近いところまで、遅れている日本の決済状況
もここ何年かで大きく変わっていきそうです。
デジタル難民のような人たちも発生しますが、相続のスムーズ化・簡略化な
ども考慮すればこうした形でいかざるを得ず、更に国際決済が個人単位まで
拡大する中では通貨のグローバリゼーションは避けられないようです。
こうした動きに素早く対処できた金融機関は更に体力が強化でき、出遅れる
金融機関は消滅するということが結果のところでも出ています。
ここ数年で更に進化を見せ、この方向が金融機関の価値を決めるくらいの形
にまでなりそうです。
いずれにしても新通貨の切り替えなども国策として様々な金融への変化を求
めるきっかけともなっています。
旧来型のサービスに拘り続けることは非常にリスクが高くなり、デジタル化
の波を避けて通ることはできなくなります。
デジタル難民対策も含めて、総合的な金融体制の構築が重要となるでしょう。
