こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回はインフレの影響や経営主体が米国本社に移ったことで値上げが続く
マクドナルドを取り上げました。
最近も値上げの公表があり、その中でも勢いが衰えていないのもマックの
強さかもしれません。
しかし、相次ぐ値上げによってモスバーガーやバーガーキングとの価格差
もほぼなくなっており、商品が真っ向勝負になる状況になりました。
原材料価格は更に上がる見通しもあって、人件費なども含めて値上げは更
に続くともいわれています。
一方で海外との価格差はまだまだあり、値上げは今後も継続することは間
違いありません。
そんな中でもマックは客離れを起こさずに勢いを続けていけるのかを占っ
てみました。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、恋人のカードの正位置が出ています。
恋人のカードの正位置は自己信頼や価値観の確立、共感や選択、結びつき
や魅力といった意味があります。
価格が上昇することでついていけなくなる層も一定数いるのは間違いあり
ませんが、このカードからいえるのは間違いなくマックは無双の存在であ
って他社との競合で揺るぐことのない魅力があるということでしょう。
私はほとんどマックには行かないのですが、若年層から高齢層まで多くの
ファンを抱えており、シーズンごとの商品などファン層へのアピールは強
く惹き付ける魅力となっています。
そういう状況はすでに他社との比較ではなく、自己価値観が確立した状態
であり、共感による結びつきといった形まで昇華しているのかもしれませ
ん。
しばらくはよほどのことがない限りはマック無双の状態は続いていくこと
になりそうです。
次に環境条件ですが、審判のカードの正位置が出ています。
審判のカードの正位置は復活や結果、改善や覚醒、発展や位置の変化とい
った意味があります。
マックにとっては他社との競合戦略ではなく、自社の戦略の更なるブラッ
シュアップが課題となります。
シーズンごとの商品展開などは見事に当たっています。
マックならではの商品展開や戦略の推進は的を外したものでない限りは成
功する要素が大きくなっています。
適度なローカライズも功を奏しています。
常に他社よりも先行した戦略が描けている間は盤石だといえます。
課題は自社にあり、解決すべきことも自社の中にあるのがマックです。
もちろん、単なる値上げや自己都合の商品ラインアップでは市場での評価
は下がっていきます。
おそらくNTTドコモと同じような状態になっているのかもしれません。
ボトムの強い変化を嫌う層も含めてガッチリと掴んだマックだからこその
戦略が重要視されます。
こうしたサイクルを継続できれば今のところはその地位を脅かす相手は出
てこないかもしれません。
日々精進してファン層が納得する変化を出せるかがマックの課題です。