こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回は10月から上がった郵便料金が更に上がるかを占ってみました。
様々な規制ある中で保護されつつ、事業として成立が難しい領域での郵便も
受けざるを得ない日本郵便にもコストの課題が山積しています。
変なノルマを局員に課したり、政治支援団体でもある特定郵便局の存在、全
国統一料金での輸送前提といった様々な問題もあり、色々なところで改革が
必要と言われる中で今後も郵便料金の引き上げは起こるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、死のカードの逆位置が出ています。
死のカードの逆位置は新展開や上昇、立ち直りや再生といった意味がありま
す。
しばらくは料金値上げという形にはならないことを暗示しています。
まだまだ民営化を形だけした中で、本格的な事業改革に手をつけていない郵
便事業には今後も更に効率化の流れが生じます。
また、民間と被る事業の対応や人手不足による民間との協業化などもこれか
ら進んでいきます。
おそらく郵便の配達自体も日本郵便の直轄下請けから完全に外部に委託した
り、共通化するような動きも出て来ると思います。
まだまだ見直す余地があるだけでなく、今後の環境対応にも力を注ぐ必要も
あり、郵便事業自体の大きな変革もあって料金引き上げを行うという方向は
難しいのかもしれません。
次に環境条件ですが、教皇のカードの逆位置が出ています。
教皇のカードの逆位置は保守や頑固、束縛や躊躇、逃避や虚栄といった意味
があります。
全体的な効率化は人手不足の解消も含めて手をつけなければならない状況に
あり、更なるデジタル化や不採算事業の見直しなども必要でしょう。
社会環境の変化もあって、事実上はお祝い事と弔い事に限定された電報事業
の廃止なども手をつけざるを得ず、年賀状の対応なども社会ニーズを踏まえ
て見直しされるべきなのかもしれません。
こうした内容なども踏まえた人手不足対策なども行われる、そうした原資で
事業改革を行うといった方向になります。
ただ、それを阻むものがあって、それが今の郵政利権で成り立つ基盤にある
人たちの存在となります。
これは意外にも裾野が広く、簡単な改革で変えられない難しさもあります。
今は社会変化も進んで流れも変わりつつある中で、郵便事業がどうそれに対
応できるかがカギとなります。
まだまだ保守的な考え方の強い郵便事業と日本郵便を取り巻く環境と社会情
勢がどういう形で折り合うかが課題となっていくでしょう。