こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
米国では大統領選挙と下院選挙が行われ、日本でも解散総選挙となりました
が、大きくマップが変わる結果となりました。
新たな体制でのスタートとなりましたが、経済を中心に様々な問題を抱える
中で両国の関係性がどうなっていくのかを占ってみました。
果たして大きな変化が生じることになるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が条件となります。
まず結果ですが、審判のカードの正位置が出ています。
審判のカードの正位置は復活や結果、改善や発展、覚醒や位置に変化といっ
た意味があります。
大きく変化することは間違いありませんが、元々のトランプ政権下での対日
政策から状況は変化します。
日本も自民党による安定政権から少数与党の状態となっています。
日米を取り巻く環境も大きく変化する中で、両国とも立ち位置を変化させて
いかざるを得なくなりそうです。
特に日本は野党側の協力も得ながら予算や法案を通さざるを得ない状態にあ
るため、政治判断はどうしても遅れる形になっていきます。
また、米国側も局面判断が難しい経済の動きや地政学的な問題の行き詰まり
といった現実にこれから対応していくことになります。
おそらく政権誕生前の状態からは大きく変化する前提は環境が大きく変わっ
ている現実との対応になっていきます。
その中でどう日米が対応するのかも部分的な協力や対立といった今までとは
かなり変わった関係性となります。
おそらくEUよりも変化は少ないかもしれませんが、安倍・トランプ関係の状
態とは大きく異なった関係性に変わることになります。
距離感が遠くなることになったり、経済的な関係性も緩くなったりして、対
米追従といわれた関係性から良くも悪くも変化していくことになりそうです。
次に環境条件ですが、魔術師のカード逆位置が出ています。
魔術師のカードの逆位置は混迷や裏切り、空回りや消極性、優柔不断や無気
力といった意味があります。
関係性を強める方向は考えても意味がありません。
追従したり懐柔するのではなく、国益に沿って判断をする姿勢が問われます。
決して米国の言う通りにする必要はなく、日本に利があってバランスが取れ
るものであれば合理的な妥協も問題はありません。
簡単にいえばポリシーや策がきちんと出来上がっていて、何を目指すかが問
われる中で、何をしてもらえるかではなく、日本が何をしたいのかが重要な
カギとなります。
安倍政権下でもそうした考え方の中から米国からの妥協(取引き)を得てき
たことは間違いありません。
そのためにも日本側の考え方をしっかり明示して、妥協できないポイントで
あったり、合意できない施策には明確にノーと答えた上で、どこまでが歩み
寄りのポイントになるのかをしっかり考え方と持たない限りはうまくはいか
ないでしょう。
多くのトランプ政権歓迎派の人たちが思うように、してもらえることを望む
のではなく、自分たちの政策達成に向けてどこまで相手側の譲歩と妥協を引
き出せるかという日本側の強い意志が問われてきます。
強い意志を出さない限りは対応は更に難しくなっていきます。
これは米国に限らず、中国などに対する考え方も同じでしょう。
本当の意味で政策的な思考が問われることになると思います。