こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
韓国でも右派政権の支持率が上がらず、低い政権支持率が続いています。
右派政権下で日本との関係性は改善を見せましたが、北朝鮮との関係性は悪
化しています。
北朝鮮がロシアとの関係性を強化した中で朝鮮半島情勢も厳しさを増してお
り、中国との経済面での関係性が強い中で政治と経済との間でアンバランス
となる状態も見えています。
揺り戻しによって左派が再び大統領選挙を制し、政権を奪取することになる
のでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、星のカードの逆位置が出ています。
星のカードの逆位置は失望や絶望、無気力や高望み、見誤りや放棄といった
意味があります。
経済の停滞が世論の不満を抱えている中で、左派も政権を取っても対中カー
ドでうまく立ち回れなかった事実もあり、左派が簡単に政権を得ることは少
し難しい感じになります。
国民の関心が経済面での立て直し、雇用の改善など経済面での期待が強いだ
けに、左右両派とも経済政策での納得のゆく政策提示ができるかどうかが双
方の課題となります。
星のカードは希望や理想を意味するカードですので、こうした国民の期待に
応えられるかどうかに政権奪取はかかっています。
対中盲従や対北懐柔、更に対日反目といった面を協調しても支持は得られな
くなっています。
経済面での強い政策をどう構築できるかが左派にも課題となります。
次に環境条件ですが、力のカードの逆位置が出ています。
力のカードの逆位置は無気力や人任せ、優柔不断や身勝手といった意味があ
ります。
やはり、極端な政治メッセージなどに頼れば政権奪取からかえって遠ざかる
形になります。
その中でも特に重要となるのは中国と北朝鮮との関係です。
経済のために中国との融和を目指すとなっても、今の中国には韓国の経済を
潤すだけの実力はありません。
また、北朝鮮との融和は国際的なイメージダウンに繋がり、かえって国際的
な経済制裁を科されるリスクもあります。
対外的な立ち回りは特に慎重に考えていかないと左派は再び失敗することに
なります。
韓国の国際的なあるべき地位とは何か、厳しい地政学的リスクのある極東で
の韓国の政治プレゼンスの在り方などを、国内の単なる人気取りではなく妥
当性の高い政策を立てられるかが課題になります。
韓国を資本主義陣営の先進工業国として価値を置くか、極東の環境にある中
国に次ぐ第二の国として考えるか、特に後者を選択した場合は政権も短命化
していきます。
まずは政権奪取のための基本政策の妥当性が試されることになるでしょう。