こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回は低迷気味のゴルフ人気とそれに伴って勢いのない日本のプロゴルフツ
アーについて占ってみました。
昔は日曜の午後といえばゴルフ中継ばかりでゴルフファンはずっとテレビの
前に釘付けだった時期もありました。
最近はビジネス的にも採算が合わない側面もあり、男子ツアーは特に厳しい
状況になっています。
さて、そんな状況で日本のプロゴルフツアーの人気は復活できるのでしょう
か。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、皇帝のカードの正位置が出ています。
皇帝のカードの正位置は支配や安定、達成や権威、行動力や意思、責任感や
統治といった意味があります。
やり方によってはうまくいくことになりますが、そのためにはいくつかの条
件が揃うことが重要です。
まずは今のプロゴルフ界を意思を持って引っ張っていける人の存在です。
昔の方々があれこれ口を出しても今の時代には合いません。
高齢の方ではなく、40代くらいでプロゴルフを引っ張れるだけの存在感を出
せる方を先頭にして、改めてリスタートするくらいの気持ちが持てるかどう
かが大事になりそうです。
この結果を視ればそういう方が居ることと意味しています。
次にやはり選手として大きな力を持ち、全米ツアーなどでも活躍できそうな
選手が現れるかどうかにもかかっています。
野球でいえば大谷翔平、サッカーでいえば三苫薫のような人です。
もちろん、20代の若い人でなければなりません。
また、得た賞金を無駄遣いするような人ではなく、競技にストイックな意識
を持って戦えるような選手であるべきでしょう。
こうした人を育成して、世界を舞台に戦えるだけの支援ができることが大事
になるでしょう。
おそらくはこうした人材が日本のどこかには居るようです。
高校や大学でもゴルフ部がある学校も多くあります。
大谷翔平や三苫薫のように大きな舞台でも力を発揮でき、世界中のファンに
認めさせられるだけの存在感を持つ人をどう育成できるかがカギとなるでし
ょう。
この二つが満たされれば日本のプロゴルフ界にも光明が差してきます。
次に環境条件ですが、死のカードの逆位置が出ています。
死のカードの逆位置はリスタートや再生、上昇や再構築といった意味があり
ます。
結果に繋がるような環境づくりを果たしてプロゴルフ界が一丸となって達成
できるかにかかっています。
当然ビジネスなのでスポンサーの意向なども重要にはなります。
選手を囲ったり、師弟関係のような狭い環境にするのではなく、プロとアマ
チュアで連携した育成環境を作ることが大事になるでしょう。
その体制が最もうまくいっているのがサッカーでしょう。
野球も高校や大学といった単位での育成環境があり、そうした中で国際大会
への出場なども考慮した育成を行っています。
どうしても古い慣習が残って、旧い人たちが幅を利かしがちな世界です。
こうしたものを打破して、本当にゴルフの隆盛に力をかけられるトップの下
で育成環境を作ることが大事になります。
若い人を育てる環境です。
サッカーはJリーグのチームを主体にした育成や高校・大学の育成環境も存
在し、世界ではレアな環境にもなっています。
ただ、この環境をオルタネートで育ったのが三苫選手でした。
こうした流れも一つの参考にはなるでしょう。
協会で育成機関を更に強化して一つのルートに絞っていく環境でもいいかも
しれません。
今とは違った方法でなければこの問題は絶対に解決しないことを二枚のカー
ドは示しています。
新しい時代に合わせた環境づくりが求められています。