「明日10時から打ちませんか?」
断る理由のない僕たちは参加することに。
札幌市内某所にある麻雀部屋「組長の家」でその麻雀は始まった・・・
メンバーは、「企画者」洋平先輩・「現役最強の打ち手」赤松先輩・「博打の申し子」竹中・「普通」高橋の4人である。
組長の家に着いた時、竹中と高橋は洋平先輩から優しい言葉をいただいた。
「まだ朝ご飯食べてないでしょ?おにぎり買ったからあげるよ」
「ごっつぁんです!!」
先輩の優しい言葉に僕たちは感動した。
しかし、その言葉の裏にあんなことが待っているとは・・・
そんなことはさておき始まった麻雀。
安定して強い洋平先輩、それの横でいつもとは違い苦戦している様子の赤松先輩、強運でドラを集める竹中、普通に打っている高橋。
4ハンチャン打ち、トップと最下位の差はあまりない様子。
しかし続く2ハンチャンで高橋が2連続で最下位となり次のハンチャンで南3局で飛んでしまい、ついに場が動く。
高橋がテンパイすると誰かがアガリ、振った時は大抵高目のものだったので、点棒はみるみる内に減っていってしまった。
高橋が落ちている一方で、赤松先輩も意外なことに落ちていた。
それもそのはず、赤松先輩は1万2000点以上でしか上がらないと自らを縛っていたからである。
続く8ハンチャン目、洋平先輩が衝撃の一言を放つ・・・
「負けたらどうしよっか?とりあえず負けた分食べるってことでいい??」
一同「!?」
前回の負け分がある竹中、今かなり点のやばい高橋、自らの縛りのせいで苦しんでいる赤松先輩、それぞれの焦り様がうかがえる。
そして始まった8ハンチャン目、ついに親の赤松先輩が動く。
「8000オール」
一同「早ッ!!高ッ!!」
このハンチャンで1位になったら赤松先輩はマイナスが無くなるので、いきなり攻めてきた。
そして親がめぐり東3局、高橋に親がやってくる。
これ以上マイナスを増やすわけにはいかない高橋。
ツモにも力が入る。
しかし、竹中の「リーチ」の一声が・・・
その時高橋に電流走る!!
ざわ・・・ざわ・・・
ツモってきた牌でちょうどテンパイにいたったのだ。
だが、切らなければいけない牌は竹中の超危険牌。
切って次のチャンスをうかがうべきか、それともここを突っ張るべきか・・・
そう悩んでいると、麻雀の鬼と呼ばれた赤木の声が聞こえてきた(気がする)
「死ねばいいのに、死ねば助かるのに」
その言葉に天啓を得たと感じた高橋は、危険牌を切った。
高橋「リー・・・」
竹中「あっそれロン」
高橋「おい!!」
やっぱりマンガみたいにはうまくいかず、このハンチャンも高橋は最下位であった。
洋平先輩「それじゃ、清算しよっか」
結果は、洋平先輩250・赤松先輩23・竹中-20・高橋-253。
どうみてもおかしな結果ですね。
洋平先輩「高橋ひどいなぁ~、竹中はとりあえず前回の負け分食べるとして・・・高橋はかわいそうやから竹中と一緒のもの食べよっか。まぁ、3キロカレーだね」
竹中・高橋「まじっすか!?」
そして負けて反論できない僕たちは、時館へと足を向けるのであった・・・
長々と書いてきましたが、3キロカレー食べるまでの話です。
いきなり3キロカレー食べたとかいったら、正気の沙汰じゃないと思われそうなので書いておきました。
3キロカレーの本編は近日中に書くつもりです。
つまらない文章をだらだら見ていただきありがとうございます。
コメント一覧
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山本
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小林の付き人
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小林
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OBやました
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山本
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