小山さんたちと「八月にペルセウス座流星群がくるから見に行こう」という話をだいぶ前からしていました。本当は12日に一番よく見えるけど、帰省の予定の都合で昨日、11日の夜に見に行くことになりました。
僕はいつもの砂浜なら明かりが少なくて、前田森林公園よりも見やすいし、たき火ができるからこっちのほうがいいのではないか、と思っていました。前田森林公園でも、十分見えたんですけどね!(笑)
しかし、この予想が外れると台無しなので、三日前に松本と下見に行きました。
まずは、下見の話からです。
練習が終わってから砂浜に向かいました。砂浜に近づくにつれ街灯は少なくなっていき、道路脇のうっそうとした木々がただならぬ雰囲気を醸し出し始めます。本当に怖いです。大の男二人でビビリまくっていました。僕は、科学的に考えて幽霊などありえない!と自分に言い聞かせて、自分を鼓舞しました。この恐ろしさは実際に行ってみないとわからないものです。文章や写真では伝わらないでしょう。
そんな中、父親からこんな内容の連絡が来ました。
「夏休みに自転車で旅をすることがあるだろうけど、大学のころ同じようにバイクで旅をしていた先輩としてのアドバイス。路上の危険としては、人的なものだけではなく霊的なものが間違いなく存在する。証明は無理だが何回も不可解な怖い目に合ってきた。事故に気を付けろ」
…タイムリーすぎる!怖い!霊の存在を断定するのか!(笑)
こうして怖さが増幅されましたが、長い葛藤の後、勇気を振り絞って藪を抜け、砂浜に到着できました。
上を見ると、素晴らしい星空が広がっていました。海岸で軽食をとっている間にも流れ星を二つ見ることができました。
帰り道はもう慣れてしまい、怖さは全く感じませんでした。
こうして、下見の結果、場所は砂浜にしよう、と決定されました。
ようやく当日の話に移れます。(笑)
メンバーは森本さん、中岡さん、小山さん、高原さん、小島、松本、僕です。中岡さんと小島は用事で遅れてきました。
アークスで買い出しをしてから、砂浜に行きました。
早速流木を集め、火をおこしました。
高原さんは波打ち際でグソクムシの仲間っぽい、かわいい節足動物を見つけていました。
そいつらを餌にして、高原さんは釣りを始めました。
ホットドッグをアルミホイルで包み焼くのをメインに、イモやトウモロコシを焼いて空腹を満たしました。
どれもおいしかったのですが、焦げやすいのが今後の課題だと思いました。
そうこうしているうちに、高原さんが魚を釣りあげました!しかも二匹!
一同ハイテンション!
これだと、松本が釣り上げたみたい。(笑)
この魚はウグイでした。高原さんが手際よく処理して串焼きにしていました。かっこよかった。
味は残念ながら、ウグイなのでおいしくなかったそうです。
トウモロコシは何も味付けせずともおいしかったです。
そうこうしているうちに日が暮れていきます。
きれいな夕日だなー
いぇ~い
日が沈み暗くなるとみんなで寝っ転がって星を見ました。やはり、たくさんの流れ星を見ることができました。僕は見逃してしまいましたが、燃えるようにゆっくり流れる流れ星もあったそうです。見たかったなー
中岡さんと小島が途中から参戦。
「流れ星を見たいという思いが流れ星の幻覚をみせる」という説(小山さん提唱)から、本当に流れ星が流れたかどうかを厳正に審査する制度ができました。
あっ!(見えた!)といった人が
①一人…それは幻覚
②二人…有効
③三人…技あり
④四人…一本
⑤五人…スーパー一本
というルールです。多くの流れ星が幻覚とみなされ、存在を否定されていました。
流れ星を探すのに疲れたら焚き火をいじりながら雑談しました。
そんなこんなで夜を過ごしました。
寝袋で熟睡した人や、ほぼ寝てない人もいました。
明け方、気温がぐっとさがり、少し寒くなっていました。高原さんだけなぜか必死に暖をとっていました。
眠い目をこすりながら、片づけをして帰路につきました。
帰り道は早朝独特のさわやかさがあり、とても気持ちよかったです!
事故などなく無事帰ることができました。
山の日は朝、昼、夜と素晴らしい体験をすることができました!本当に楽しかったです。また来年もやりたいな。いや、今年の流星群がない時でもまたやってもいいかな。
一緒に行きましょう!
最後になりますが、中岡さん、森本さんにはいっぱいごっつぁんしていただきました。改めて、ごっつぁんです!!
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