こんばんは、小山です。何度も言いますが本当は暇じゃないんですよ、暇そうに見えるだけで(笑)
今日は高校生向けに真面目なやつを書きます。
さて、僕はこの部ログを書く前に一旦、パソコンのメモ帳に下書きをするのですが一年生の頃の下書きを見つけてしまいました。僕はけっこう書き上げておきながらアップしないことも多いです。それは内容が重くなりすぎたり誰かがすでに記事を更新していたりすると、まぁ明日以降でもいいかとなってそのままパソコンを閉じてしまうからです。
今日はそんなお蔵入りした下書きを抜粋してみます。なにしろ二年前なので僕自身も書いた時の記憶がありません。などと予防線を張りつつ紹介します。それが以下です。
「大学と友達
結論から言うと、僕は大学での友達が少ないです。柔道部関係を除くと三人くらいです。
あれは去年の4月のこと。なんとか受験を乗り越えて入ったこの北海道大学。当時の僕は期待に胸を膨らませていました。総合理系なんだからちゃんと勉強しようとか、柔道部はどんなところなんだろうとか、友達がたくさんできるんだろうとか。
しかし、クラスのオリエンテーションに参加して驚きました。クラスに馴染めない!
みんな良いやつなのはわかりましたが、なんか距離を感じるし相手を笑わせるようなことも言えない。新学期早々に調子が上がりませんでした。かろうじて入学式の時に隣だった人とはクラスは違えど仲良くなれました。彼がいなかったら大学に行く気はしなかったと思います。
で、僕の一番の失敗は入学式の前夜祭後の打ち上げに参加しなかったことです。これがクラスの人と溝を作る原因だったように思います。翌日からクラスのみんなが仲良くなっていました。そうなると彼らにとって僕は、クラスは同じだけど気まずいやつという立ち位置になってしまったのです。
おかしいな。そう思いながらも僕はクラスマッチの練習やドッジボール大会などに積極的に参加して自分を売っていきました。空回りで終わったものもありましたが、これで友達が三人になりました。とはいえよく会うわけではないし、一人暮らしはなかなか寂しいものだと思いました。
そんな中、楽しく大学に行けたのは柔道部があったからでした。柔道部では先輩が話しかけてくれるし、同期も多そうでした。クラスに居場所のない僕にとって柔道部はまさに駆け込み寺みたいなものでした。
友達は少ないけれど、柔道部なら楽しくすごせます。」
あー…。………マジもんの黒歴史ですね、これは。ここまで書いてきっと悲しくなったんでしょうね、これ以上の続きはありませんでした。そして新歓のブログとしていかがなものかという僕の中の葛藤が見え隠れしています。
まぁ今見ると面白いんですが当時の僕はそこそこやられていたようです。アルバイトを始めてから柔道部以外の知り合いも増えましたが、今も相変わらず友達は少ないです。三年目にもなるともう諦めの境地にたどり着きます。とは言ってもそこまでマイナスには捉えていなくて僕はその分この柔道部に愛着があるし、だからこそ辞めずにここまでこれたのかなとも思います。こう書くとあんまりプラスっぽくもないですが(笑)とりあえず今の僕は充実した大学生活を送れていると思います。
くれぐれも高校生のみなさんに誤解して欲しくないのはみんながみんなこうじゃないよってことです。僕はこういう大学生ですが、他にもいろんな大学生がいます。柔道部内だってそうです。僕みたいにぼっちじゃなくて友達が多い人もいます。ただ、僕みたいなヤツもいて、そんなヤツでもそれなりに自分の大学生活に胸張って大学行ってるよってことが言いたいんです。僕だって最初からこうなるとわかっていたわけではないですが、思いの外なんとかなるもんだなぁとしみじみ思います。
受験生の皆さん、あともう一踏ん張りです。皆さんに良い結果が訪れるように、あと良い大学生活を送れるようお祈りしております。長くなりましたがここまで読んでくれた高校生には一度でもいいから道場に来て欲しいです。柔道部での大学生活も悪くないと思いますよ。