ぼろぼろの建物。チケットを買うと、二階に上がるように言われた。映画自体は古いもののようであった。
若い男が美女を悪党から救うという冒険活劇で歌アリ踊りアリの典型的なインド映画であった。
画像もひどく、しかもところどころカットして無理やりつないでいるようで話が急に飛ぶことが何度かあった。
観客はみな男で一階席はガラガラ。ヒロインが水着で水浴びするシーンで歓声が上がる。インドではお色気シーンでも水着まで。インド人たちはこれを見るために来ているのだろう。
翌日はインド門を見に行った。
第一次大戦で亡くなったインド人兵士の名が刻まれている。
ここで雲行きが怪しくなってきた。雨季のインドに来たが、これまで雨に降られなかった。どしゃぶりになった。
ひとまず木の下で雨宿り。インドの雨は短時間でさっとやむ。
その後、国立博物館に行った。古代からの様々な資料が収められている。教科書で見た仏像などもあり、面白かった。
もうすぐ帰らなければならない。そのまえにバザールでお土産を買わなくては。
ガンジーTシャツを発見。色違いで同期に買っていくことにした。店のおっちゃんが「日本人は皆このTシャツを買っていくね。そんなにガンジーは人気なのかい?」と驚いていた。僕はガンジーはすばらしい人であるといって、一着分タダにしてもらった。
さあ、お別れのときだ。振り返れば混乱しっぱなしの大変な旅であった。インドはゆっくりと時間をかけて旅しなければ、味わいきれないものであるとわかった。次はもっと長く来たいなあ。
大川は刺激的だったインド体験を噛みしめながら飛行機に乗り込んだ。翌日熱と下痢でダウンすることも知らずに。
僕のインド旅行記はこれでおしまいです。興味を持ったならぜひ一度御自分でインドを訪れてみてください。ここまでお読みくださりまことにありがとうございます。Grazie tutto! ではでは Ciao!
年末だってのにふれという事なので、次は中岡チャンPrego!
よいお年を! Buoncapodanno!
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