お雑煮とあんこもち。正月三が日の朝、うちでは定番の料理なのですが、もしかして、うちだけ?
小さい頃、おせち料理なんて、なかったですから。雑煮、あんこもち、で、雑煮に入れた餅をとりだして、納豆餅にしたり、
大根おろしをかけて食べたり。
朝、それだけ食べると昼は食べなくてもいいくらい。
夜は湯餅と称して、焼いた餅に鰹節、海苔、刻んだネギ、醤油をかけて、熱いお湯を注いで食べる。
または、砂糖醤油に焼いた餅をつけて、海苔を巻いて食べる、海苔餅。
いそべとかあべかわとか、しゃれた名前はなくて、海苔餅、きな粉餅、って言ってた。
おせち料理を作るようになったのは、私が大学生の頃から。関東や関西の風習が情報として入ってくるようになったからでしょうね。
おしゃれで、おいしそうで、それぞれ新年の願いも込められてて、という料理を作ってみようと自分で発案したことを憶えてますわ。
ところで、仙台雑煮は焼きハゼで出汁をとる、というのが定番なようですが、うちの実家は仙台ではないので、焼き鱧(正確には鱧じゃないらしい)で出汁をとります。夫の母は鶏肉で出汁をとっていました。焼き鱧も焼きハゼも高級食材なので、私は鶏肉と鰹節のダブルスープで雑煮を作ります。(ラーメンか!)
雑煮の具材も、いろいろ。大根と人参の引き菜は前もってつくっておいて、凍み豆腐、ごぼう、ずいき、せりが入り、かまぼこといくらを上にのせます。味は醤油だけ。(うちはだしわりしょうゆ byキッコーマン)
でもおいしいよw