兎月庵日記

五句三十一音詩は名称を変えつつ時代の波をくぐり抜けてきた。衰退と復活、上記視点から五七五七七の未来図を航行しています。

2024-02-16 21:50:35 | 日記

朝一番で、藤末医院に連れて行ってもらう。泌尿器科である。これで一日は終わったようなもの、午後は妻も留守、酒をチョビリ、法事のお供え物(まんじゅう)を一つ二つ、口寂しいというのか以前は決して口にしなかった甘いものに手が出るのも不可解である。に日本短歌総研編著『固有名詞の短歌コレクション1000』(飯塚書店)に収録された作品を挙げておいた。

・顔がいい名前またいい往年の大鵬幸喜が塩まくところ(『草食獣 第八篇』
・サブマリン山田久志のあふぎみる球のゆくへも大阪の空
・さすらひの渡り鳥にてマウンドに歩む江夏のその太鼓腹(『勇怯篇 草食獣 そのⅢ』
・ヤキトリを焼くは備長炭といふ紀州は備後屋長右衛門殿
・くめ納豆におかめ納豆金のつぶ糸ひくからにのぼる犍陀多(『番外歌集 イタダキマスゴチソウサマ一九九五年』



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