ホームページの鏡を整理した。歌集との関連である。歌集10冊、評論集等12冊、これが既刊である。明日、印刷機が入るので、散らかった部屋の整理をする。歩数は1,505歩だった。
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『狂歌東乃春(きょうかあずまのはる)』
よろつ世もとしくれ竹の煤とりやさき払してまつ虎の春
風篁
賑ハしく売買ふ聲や群集してをしつめてくる年の市人
追加
外桜田の年内立春をおもひて 一本亭 松濤芙蓉花
はや春の霞の関こす年の内外さくら田や花のお江戸は
試筆 牛込 宮川琴松
福ふくと朝は祝ふてにつこりとわらやも宮もおなし初春
年内立春 同
としの内にうつゝうか〳〵来る春をおもへハ節季に夢やさむらん」(四オ)
歳暮 同
月も日もなかれ〳〵て河水やゆくとし浪ハとめられもせす
追加
うし込のとしのくれを 芙蓉花
一にさんくろきをよしと年の夜や暮さし祝ふ牛込の門
*「さし」、「鎖す」=「門、戸口、錠、栓などをしめる」(日本国語大辞典)
*「門(かど)」=「家。家屋。宅」(日本国語大辞典)
試筆 糀町 善方立久
曇りなき御代のためしのかゝみ餅すはりてそみる嬉し初春
*「かゝみ(鏡)」に「屈み」を掛ける。
和田松蘿
七十に手がとゝけとも年徳の棚につられてよよ祝ふ春
*「年徳(としとく)の棚」=「其歳の吉兆の方を兄方と称し、家毎に其方に向ひ高く棚をつり、芦索を飾り、供物燈火を献じ、これを祭る、凡新年出収物、飲食の類は先これを献ず、神仏参詣万事の経営此方より始む」(『古事類苑』神祇部洋巻第一巻九三六~七頁)
久保二山」(四ウ)
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