29日は温泉で昼寝してしまったせいか、夜はあまり寝付けず。
結局3時間ほどしか眠れないまま、朝6時半に家を出て、会社の同僚達と共に香嵐渓サイクリングへ出発。片道56kmの100km超えコースです。
4月は殆ど走れなかったので、100km/日超えは3/24の宮古5島制覇以来です。とはいえ、3月までは通勤とローラー合わせて週に5日は毎日50km/日走ってたわけで、特に不安は感じません。
午前7時、高蔵寺駅前に集合。
会社の自転車好き、ラン好き、トライアスリートが19人集まって、今年から同好会が誕生しました。
脱メタボから本気競技者まで、各位の目的は様々です。同好会に対してポタリングがメインの私が感じる魅力は、「大勢の被写体とともに走れる」ってトコかな?
個人的にはあまり競技志向に強く傾くつもりは無いんですが、それでも「祭」として、たまにレースやサイクルイベントにみんなで参加するのは楽しいです。順位とは関係なく。
欲を言えば、「ポタリングのために走ってるクセに、実は競技志向者並に走れる」ってのになれたらサイコーw そんなわけで、日々のローラー練習は欠かせません。
さて会長のH崎さん、今日はニューホイールの試し履き。
嫁様との激しい労使交渉の末勝ち取った勝利です!どっちが労でどっちが使かは(ry
ところで、この日H崎さんの後ろについて走っててずーっと思ってたんですが…サドルバッグ、逆じゃね?('A')
それともこういう付け方の利点があるのかしらん…('A'??
今日のメンバーはH崎さん、Hさん、I橋さん、私。それに、豊田方面からT橋さんが途中参加の予定。
昨日一緒に三峰に行ったI井さんは、「そのメンバーみんな速いからムリ!」と棄権。まー、確かに他はみんなロードバイクなので、クロスバイクでついていくのは大変だと思う~(^^;
まずは先の4人で、高蔵寺からR155沿いに瀬戸を通り、東海環状自動車道のせと赤津IC下を潜って戸越峠を目指します。
順調に進んでいたのですが、私の車体にアクシデント発生。
太子町にさしかかるところで、なんと前輪がパンク。
チューブラーにして以来、初めてのパンクです。
その場で空気を入れてみたところ、抜けずに入る感じだったので…あれ?バルブ緩んでたのかも?と、そのまましばらく走ってみました。
が、やはりだんだん空気が抜けていくようです。どっかに穴あるなーコリャ。
潔く諦めて、タイヤ交換するために太子町のコンビニで停車。
紙皿と水を買ってきて、穴探し。…ありました。一カ所、ポッポッポッ…と空気が漏れてます。パンクだね~こりゃ。
「チューブラーはパンクし難い」とよく云われますが、それはクリンチャーで代表的なパンクである、リム打ちパンクが原理的に起きないというだけです。尖ったモノを踏めば、チューブラーといえど当然パンクします。
ただ、「パンクしたときも空気の抜けが遅い」というのは本当でした。クリンチャーなら、何かを踏み抜いてパンクした後、空気を入れてもたちどころに抜けてしまいます。しかし、使っていた Continenal Competition では、一旦空気を入れれば5分程度は走行可能なぐらい圧を保っていました。ま、それも穴の大きさ次第、ってのには違いありませんが…
さて、替えのタイヤは1本分持ってきていたものの、朝の準備が間に合わず、いつもはタイヤ1本分の長さにカットして持参してるMIYATAのリムテープを忘れてきてしまいました。
おまけに、今日履いてきたのは SPINERGY のディープリム。ディープリムにタイヤ付けるときは延長バルブを付けるんですが、ペンチでもないとパンクタイヤから延長バルブを外せそうにありません。
コンビニにペンチが無いかH崎さんが尋ねてきてくれましたが、無い、とのこと。
仕方ないので知恵を凝らすことに。
延長バルブには、締めるために2カ所、平面に研いである部分があります。
携帯ツールの2本のレンチの間の隙間が、延長バルブの直径よりちょっとだけ短くなる組み合わせを探し、その2本で延長バルブの平面部分を挟んで回すと…無事、延長バルブをパンクタイヤから外すことができました。(*゜▽゜)ъ
応急処置として、リムテープは無しでタイヤを付けることに。セメントは塗ってないので、全く粘着力無し、携帯ポンプで可能な限り空気圧を高め、圧のみでタイヤをホイールの窪みに噛ませるしかありません。
手応え的に8~9気圧入った状態で、タイヤに横方向の力を加え、外れないか試してみましたが…手で押したり殴ったりするぐらいでは、外れそうにありません。
登坂や直線は問題なさそうですが、峠の下りのカーブで前輪に荷重が加わったときが心配です。
とりあえず、下りはポンピングブレーキをかけながら直線でしっかり減速、慎重に緩やかなライン取りを行い、腰をサドルより後ろに引いて重心を可能な限り後輪にかけつつ、前輪に横方向の力をなるたけ加えないようにカーブをクリアするよう、細心の注意を払って走ることにしました。
結果的には、40km/h台までは、この状態でも問題なく走れるようです。残りの往路と復路を含め、前輪がフニャッと流れそうになることは一度もありませんでした。
そんなこんなで30分ほどタイヤ交換と格闘した後、再び出発。
直に最大の難所、戸越峠にさしかかります。といってもこの峠、最大傾斜は昨日超えた内津峠ほどヒドくはありません。せいぜい6~7%程度です。距離はちょっとありますが。
H崎さんに離されまいと懸命に頑張りましたが、心拍を抑えるためにギア比を下げる毎に、距離が開いていきます。
まー、アレについて行こうと思ったら、これぐらいの坂、アウターのまま登り切れるようにならんとダメですね。(^^; 今の私にはチョット無理っぽい。
あと少しで頂上、ってとこで、先に登り切ったH崎さんが降りてきました。最後尾まで戻って、ハッパかけながら一緒にもう1度登るのです。(^^;
オイラはそんな元気残ってナイので、頂上でみんなが登ってくるのを撮りつつ、休憩。
全員、無事歩くことなく登り切りましたw
聞くところによると、オイラの登坂姿からはドMの香りがプンプン臭ってくるそうな。('A')ナンデヤネン
ドMのオーラは輝かない。ジワッと、輪郭から滴るように滲み出す('A`σ)σ
戸越峠を越えると、豊田市です。
慎重に豊田市側の下りを走り、藤岡を抜け、西広瀬町のサークルKでT橋さんを発見。合流。
1家族1週間分のおやつ、ではなく
今日のオイラの燃料
~Powerd by 柏餅~
補給も済み、軽量化も済ませ、あとは香嵐渓を目指すだけ。
矢作川沿いの飯田街道を、車列を組んで走ります。
30km/巡航ぐらいの緩やかなスピードで、暑からず寒からず、実に快適です。
ただ、ときどき先頭をいくH崎さんのニューホイールの調子が良すぎて、いつのまにか2番手を走る私の後ろに誰もいなくなってるコトがあるのが玉に瑕w
若干I橋さんがバテてきちゃいましたが、なんとか皆無事に香嵐渓へ到着。
私が前にココへ来たのは、去年の12月初旬でした。
紅葉の最盛期だったあの頃とは、随分趣が異なります。
新緑の楓ってのも、生命力が感じられてイイもんです。
つづく