中年休暇から仕事に復帰して、はや2週間。
仕事のほうは相変わらずドタバタ。
部門内の色んなところで、案件に対して向き合う姿勢に温度差を感じつつ。
リーダー層に熱い人が少なからず居て、彼らの情熱でこの Mission Impossible が七転八倒しながらも前進している、のは間違いない。
自分はむしろ、醒めてるほうに属すると思われ。熱ければ熱いほど良い、と思うほど会社一徹にはなりきれない。自分が「キーマン」となるような仕事の仕方は、あまりしていないことを自覚している。
客先やテーマリーダーの意図するところを聞き出し、それを粛々と実行する日々。そこには知識・スキルの研鑽はあっても、自己実現への足取りがあるようには感じられない。部門が目指す未来像を自らの夢として、なんとかして実現したい、という熱い想いが無いからだ。恐らく、造っている「モノ」への愛情が薄いからだ。
それでも、ここで働いている限りはオマンマの食い上げにはならないし、部門内の人々との関係は概ね良好であり、遂行しているソフト屋という職務は一応天職だと思ってる。
「これは面白い!」と強く興味をそそられたモノへは無尽蔵に情熱を注ぐ面を持ち合わせている反面、自ら動いて積極的に広い世界の情報を収集してまわるのは苦手。
「口を開いて、旨いモノが飛び込んでくるのをじっと待ってるイソギンチャク」
今の私を形容するなら、こんな感じだろう。
学生時代は、否応なしに「卒業」というイベントで足下が消失していた。だから否応なく、新しい足場を求めて全力で遊泳したものだ。
会社には「初めから約束された場の消滅」はあまり無い。せいぜい、他部門への転勤や、定年ぐらいのものだ。天変地異(昨今は日常的に発生するもののようだが)で吸着している足下が消失しない限り、己は一生このまま過ごすような気がする。
黒船やって来ないかなぁ。('A')
黒船は仕事じゃなくて、別のプライベートに起こしてみるってのはどうでしょ。趣味でも暮らしでも。
代わり私を突き動かしてきたのは、「必要とされる場」への渇望。私の行動原理は、職に限らず趣味やら友人関係やら男女関係に至るまで、人生全般に渡ってコレが全て、と言っても差し支えなく。
だから、自分が必要とされなくなったと感じた瞬間、自らその場から消えるんですね。
そんなこともあって、「猫の手も借りたい」今の職場の現状を放棄する気は無い、いや出来ないのです。きっと、どこか壊れて使い物にならなくなるまで。
しかし昨今の景気後退で暗雲立ち籠めてきた企業環境に、オカしな「期待」をしている自分がいるのも事実ですw
黒船来たる時、乱世でなお必要とされるには、優れた技や知識を身につけているか、よほどの人望・人脈が必要です。
大学のサークルでJanさんとu城さんに教わったプログラミングの初歩、これまでも、これからも、きっと私が場を求めるための主たる礎の1つであり続けることでしょう。ありがとう。
「心の底から望むもの」と解釈すると結局何にも手に入らなかったなぁ。
おまけに本当に人に必要とされたこともなかったなぁ(w
この前提を敷くと、もしかしたら多くの人が、そんなモン持っちゃいねぇ...かもしれませんけど。
でも持ってないことを強く自覚できてる人って、そんなにいなさそうな気もす。
>黒船来たる時、乱世でなお必要とされるには
祭りのときは、祭りの急展開についていける目先の良さが、明暗を分けるんではないかと。
夢っつかビジョンとか妄想に言い換えてもいいんだけど、丁半ばくちで結果オーライな方向を指し示せる人材も必要だし、そっちに向かって目先の障害を力ずくでなぎ払える豪腕も必要かなと。
そんな風に考えると、黒船がやって来そうな辺りに、HUQさんの豪腕を活かせそうなオーライ人を見つけて立たせておくってのもアリかもしれませんね。