HUQ's Blog

HUQの日記

ふらんす着

2007年11月12日 09時32分14秒 | 

 並んで乗って、

 飛んじゃった。('A`σ)σ

 

 機内ではタイヘンでしたョ。

 オイラの左右の席の爺さん婆さんが、それぞれ前後の若いのとシートの角度について喧嘩して。

 右前の若いのが勢いよくシート全開に倒すもんだから、狭くて困った爺さん、同様にシートを倒そうとしたら、後ろから「何しやがるシート戻しやがれ」と。

 婆さんも同様。コンタクト外そうとして頭を上下する度に、左前の若い女が全開で倒したシートをガンガン頭突きするもんだから、女「何すんのよ私は寝るの!」とキレて怒鳴り合い。('A')

 ええ、どっちもモチロン、フランス語ですョ。('A')

 「婆さん今寝る準備してるから、シート倒すのもうちょっと待ってあげてぇな」と左前の若い女に向かって、英語で仲裁に入る漏れ。何やってんだか。('A')

 オイラはオイラで、シート僅かに倒そうとしたら、角度ロックできなくなってさぁタイヘン。後ろの男に突き上げられて「待て、シートを固定できねんだ(汗」と言い訳しつつ、何度も試すもやっぱダメ。体重かければ全開で倒した状態に。席から立てば一番立てた状態に。

 …最新鋭のB777も、この程度かよ。('A')

 

 パリまで13時間。

 北朝鮮と並行に北上した後、ロシアからモンゴル上空に入り、再びロシア上空をずーっとずーっとパリへ一直線。

 シベリアのどこか。

 高度は30000ftから38000ftぐらいまで。対地速度は850~950km/h。外気温は-70℃。もう少しで二酸化炭素がドライアイスになりますな。

 でも機内は暑いぐらい。寝ると、背中に寝汗がジトッと滲みます。

 夜明けラインに沿うように飛ぶため、外の景色はずーっと朝焼けのまま。

 結構綺麗。

 ウラル山脈を越えてヨーロッパに入ってからは、地上はずーっと曇り。今は亡き D.I.D. の EF2000 の空ソックリです。

 

 時々、用足しついでに立ち上がって徘徊したり。水分補給したり。また寝たり。

 ずーっとポータブルオーディオで音楽聴いてましたが、電池保ちますなぁ KENWOOD の最新 keg。結局、電池切れすることなく、パリに到着。前モデルが4時間とか5時間で電池切れしてたのに比べ、大きな進化です。初めて「買い換えてヨカッタ」と心底思ったことでした。

 

 パリに近づき、雲より下まで降りてくると、地上の風景がよく見えるようになりました。田舎です。田圃がイパーイ。これまた EF2000、今時だと IL-2 ちっくな田園風景。日本の田圃の直線的な区画と違い、境界に曲線が多いあたりが、ヨーロッパな雰囲気を醸し出しています。区画によって色が違うのも、稲ばかりの日本の田圃とは一風違います。

 

 空港に着いたら、なんとタラップ。地べたに降りたって、バスで空港まで搬送。日本を代表する国際空港から来た便がこの扱いかYO!

 

 空港で待ってくれてる筈のタクシーが来ず、2時間待ちぼうけ。

 方々に連絡し、やっと来たら「水曜の予約と思ってたよ!」

 ドナイヤネン ヽ('ー`)ノ

 

 空港からはホテルへ直行。といっても1時間半ぐらいかかります。NOVOTEL とかいうホテルで、有名なゴルフ場のすぐ近くだとか。

 部屋は広大。出国前に前泊した、成田ポートホテルのツインの部屋と同じ広さが、普通にシングル。

 トイレとバスもセパレート。でも湯船ナーシ ヽ('ー`)ノ

 机やら蛇口やら洗面台やらトイレの洗浄ボタンやら、いずれも「曲線を多用した優雅なデザインと、機能を絞った少ない操作ボタン」です。

 よく「シンプルなヨーロピアンスタイル」とかいいますが、あれは、この曲線中心のデザインでは、機能を絞らなきゃ意味が分からなくなるから、やむなくそうなってるのではないかと。

 ベッドのスプリングは堅めで、これは私の体に非常に良く合いました。肩や腰が痛くなることもなく、非常に快適。

 自宅にベッド入れるときゃココのにしようか?と思うぐらい。…自宅にベッドを入れるスペースなど無い件についての言及は却下。('A`σ)σ

 

 晩飯は、我々の受け入れ対応をしていただいている、現地の日本人スタッフの方々に連れられ、イタリアンへ。

 ピザがデカいらしい。

 機内食を喰った上で、ここのピザを完食した人は居ないそうな。

 見ると、日本の宅配ピザで言うところのLサイズぐらいのピザが。

 

 大食いも芸なり。こういうときは、強いインパクトで名前を覚えてもらうことが大切。

 当然のようにぺろりと平らげ、更にデザートまで。ヽ('ー`)ノ

 「よく喰う&喰うのが速いHUQさん」の印象は、ヨーロッパでも通用シマシタヨ。


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