ひらつかウオーキング協会

2020年5月の俳句

5月の俳句

珠・四水会3月の作品

  水温む水草の根のひしめきて       荒井 寿一

  スーパーの隣は古墳揚雲雀        三谷 二三子

  地場産と販売機にあり春卵        横澤 智恵子

  一本の大楠芽吹く造成地         中丸 しげこ

  巣作りの鴉枝折り銜へゆく        仲村 光世

  水温む十八匹の亀並ぶ          日笠山美惠子

  食パンの耳大好きよ芽木光る        籾井 裕史

  ポッカリと古墳口開け初音かな      加川 秀男

注 中村光世氏の下5の「銜へ」は原作では行人偏でなく口偏になっています。
  いずれも「くわえる」の俗字です。
  漢字を探したのですが、うまく表現できず、「銜へ」で表現させていただきました。

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松の花 主宰による添削指導のご案内

草稿 随時(月一回程度)
規定 原稿用紙に作品を一行おきに楷書で書く
住所氏名を書き切手を貼った返信封筒を同封
指導料 15句につき二千円を同封
(20句の場合は三千円)
送り先 254-0046
    平塚市立野町7番9号
    松尾 隆信 宛

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松尾 隆信氏 プロフィール
松尾 隆信(マツオ タカノブ)
昭和21年姫路市生まれ。 高校入学直後に発病しサナトリウにて俳句を始める。
「天狼」「山口誓子」「氷海」「秋元不死男」「畦」「上田五千石」に師事。
平成10年に「松の花」を創刊、主宰して現在に至る。
俳人協会評議員、日本文芸家協会会員、神奈川新聞選者等。
【句集】『雪渓』『おにをこぜ』『美雪』等8冊。
そのほかに、評論【上田五千石私論】【季語別松尾隆信句集】等。
 
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