今日も一日暑かったねー。でも、湿度が低かったのでからっとした暑さ。梅雨はどこへ行ったのやら。
前から行こうと思っていた「ダ・ビンチ展」が今日で最終日だったので、上野の博物館に行ってきた。目玉はウフィッツィの「受胎告知」だが、10時過ぎにはすでに40分待ちという状態。もう一つの展示会場である平成館のギャラリーから見て回る。それでも大賑わいだ。ダ・ビンチの天才たるゆえんを多角的に紹介しようという企画で、ウフィッツィでの企画を再構成したらしい。ダ・ビンチの残したさまざまなメモから起こした映像や模型などを使って、彼の視点や思考を追いかけられるようにしている、はずだ。
はずだ、というのは、あまりに人が多くじっくり見られないことと、実物というよりは映像・模型が中心で、本物の迫力がなかなか伝わりにくかったためだ。全体の企画は、かなり教育的価値を含んでいて面白いと思うのだが、好きなだけみていられるような環境がないとちょっともったいないな、というのが感想。
さて、30分待ちとちょっと列が短くなった本館へ。東洋館の軒下などをうまく使って、できるだけ日陰で待てるようになっている。
さほど苦痛に思わないまま中へ。ここは結局「受胎告知」だけ。先に第2会場を見て、予備知識があったので、そこそこ楽しめた。もちろん、以前にウフィッツィで見ているはずなのだが、忘れてる。
そのあと、東洋館の常設や表慶館などをみて戻る。文化の薫り高い?一日だった。