そもそも
2年前に、暇つぶしついでと国際免許を毎年のように取りに行くのが面倒になったので、国際免許からタイの免許への切り替えを行った。その時の様子は別記事に2回に分けて書いた(パタヤで運転免許を取得してみた(1)、パタヤで運転免許を取得してみた(2))。初回に交付されるのは2年間の期間限定版。その2年が過ぎて更新時期を迎えた。せっかくなので物は試し。
前回からの大きな違いは、パスポートを更新したので免許に書かれている身分証明書番号=外国人はパスポート番号が違っている。これで受理されるのだろうか。
例によって先達のブログ(その1、その2)なども参考にしつつ動いてみた。
前提条件は以下の通り。
- ノービザ30日間滞在中
- 2年間のテンポラリ免許保有中、有効期限最終日に陸運局で手続き
- 免許有効期間にパスポート番号変更
更新に必要なもの
更新に必要なものは以下の通り。
- 現在保有中の免許証とコピー(裏・表とも):日本でコピーして持って行った
- 健康診断書(Medical Certificate):ソイブアカオのクリニックで発行
- パスポートのコピー:顔写真のページと、今回の入国スタンプのページと出国カード、パタヤ市内の写真屋でコピー
- 居住証明書(Residence Certificate):ジョムティエンのイミグレーションで申請・発行
このうち、2~4は申請する免許の種類の数だけ必要だが、2と4はコピーでよいという体験談もある。念のために2通ずつ取得している。居住証明書申請に必要な書類は、
- パスポートのコピー:顔写真のページと、今回の入国スタンプのページと出国カード(上記3と同じ)
- 顔写真:イミグレーションの隣の代書屋で撮影
- 滞在先を証明できるもの:予約したExpediaの予約確認書(英文版)を羽田でプリントアウトして持参
手続きの大まかな流れ
基本的には、新規取得の時と同じで、
- ジョムティエンのイミグレーションで居住証明書を取得
- パタヤ市内で健康診断書取得
- モーターウェイ7号と国道36号が交わる付近にあるチョンブリー陸運局バーンラムン事務所で申請、取得
となる。とはいえ、2年間の間に手続きや手順が変わったり、更新時に必要な手続きが加わったりしている。
まずは居住証明書
申請前日の朝から、ジョムティエンSoi5(ジョムティエンタニホテルそば)にあるチョンブリー地方入国管理局に向かう。8:30から業務開始だが、混みあうことが想定されたので、7時半ごろに宿を出発し、8時前に到着。すでに多くの人が集まっていた。
業務は始まっていないものの、インフォメーションカウンターは既に開いていたので、Residence Certificateといって必要書類をもらう。今回は2枚渡された。1枚は例の、記入欄がずれている申請書。
もう1枚は今回初めて渡された。「Norticidation Form For House-Master, Owner or The Possessor of The Residence Where Alien Has Stayed」とある。家主から外国人が滞在していることを報告する用紙だった。これもらっても出せないのだけれどなぁ。まぁ、関係ないかと思い、代書屋で写真を撮ってもらいつつ申請書だけを記入。写真は1枚50バーツ。
8時20分ごろ、インフォメーションカウンターで書類のチェック。もう一度これを渡され、番号札をもらう。5番。
これならすぐだ、しめしめと思って8:30を迎える。きっちりとはじまるところはさすが警察関連施設。居住証明書は9番カウンターなのでその前で待つ。順番に呼ばれていくが、ちょっと雰囲気が変だ。整理券番号は窓口番号+連番二けたになっていて、9番窓口に呼ばれるのは900番台。一桁は10番で呼ばれている。10番ってどこだろう…。探すと、入り口入ってすぐの部屋、2年前は申請書の記入台があったところだった。
整理券を見直すと「Nortify for House」とある。先ほどの2枚目の書類がないと却下されるのだろうか、ドキドキしているうちに順番が回ってくる。
係員に書類を一式、ただし2枚目は白紙で手渡すと、「ホテル××ですね、こちらでチェックします」とのこと。手元のPCで検索し始めた。なるほど、チェックインの時に情報が伝わっていればDBに載せられていて、わざわざ申請書を書かなくてもいいようにできているのだね。ちゃんと検索にヒットしたらしく、申請書の下半分に確認したことを示すレシートが付いていてそれに記入してくれ、スタンプを押してパスポートにホチ止めされた。終了後もう一度インフォメーションカウンターに行くように言われ、今度は908番の番号札をもらった。これで居住証明書の申請に行ける。10時ごろに来てくれとのこと。現在は9時前。
ブランチを取ったりして1時間ほど時間をつぶし、もらいに行く。出来上がり。
例によって、入国管理局管理官の陸運事務所長あての書状形式なのでほかの目的には使えない。内容はこんな感じ(2年前には一部間違っていたような)。
文書番号 2019年9月11日 警察大尉 (氏名) |
極めて簡単な内容。タイ語は難しいけれど。1通300バーツ。
健康診断書は市内のクリニックで
ジョムティエンからの帰りがけ、2年前にも書類を作ってもらったツリータウン向かいの「Pattaya City Clinic」に行った。前回は体重を申告しただけだったが、今回はドクターがいたせいか、簡単な問診に血圧測定までしていただいた。こちらのほうがそれらしい。20分ほどの所要時間で1通100バーツ。
また、パスポートのコピーはソイブアカオで見つけた写真屋のおやじさんにお願いして取ってもらった。この国では写真屋にコピー機があるらしい。セルフではない。1枚3バーツ。