いつの頃からか、デバイスでアップデートしたり新規にダウンロードしたりしたAppが母艦のiTunesライブラリに転送されないような気がしていた。最初に気づいたのは業務用のiPhone。PCのセキュリティの設定の問題かと考え、社内の担当部署に連絡したところ、設定には問題ないとのこと。確かにバックアップは取れているので、iTunesの通信が遮断されているわけではなさそう。
そこで調べてみると、こんな記事が見つかった。転送操作をしても転送されないというのは一般的な状況のようで、特に会社の環境によるものではないことがわかった。その衝撃の事実とは、「iOS9以降、端末でアップデートしたり購入したAppは、”ライブラリに転送”操作を行っても、アプリ本体は転送されない仕様になった」というのだ。アップデートされたという情報だけは伝わるようで、母艦ライブラリのアップデートは「AppStoreから自動ダウンロード」をチェックしていれば行われるらしい。
Appleのサポート情報でも、
iOS 9 以降では、App は「購入した項目を転送」で iTunes に同期または転送されません。App を iTunes ライブラリにダウンロードする場合は、iTunes で購入したコンテンツの自動ダウンロードを有効にしてください。以前に購入したコンテンツをダウンロードすることもできます。
ということだった。知らなかったなあ。