早起きして駅へ
翌日曜日。快速リゾートビューふるさとに乗って南小谷まで行く。ホテルをチェックアウトして駅へ。駅そば。信州らしくしっかりした黒いつゆ。蕎麦は格別美味しいというわけではないけれど。
以前、松本までは乗ったことのあるリゾート列車。せっかくなので南小谷まで行ってみよう。
姨捨駅での田毎の月
この旅の前半のハイライトは姨捨駅でのスイッチバック。駅の部分は高低差があるが左に分かれていくスイッチバック線はほぼ本線と同じ勾配。これも珍しいね。
ホームから眺める風景。
今日は天気が良く、善光寺平が良く見通せる。
まず最初に普通列車と行き違い。ここはJR四国の坪尻駅と違ってバック運転の時は運転士はもとの運転席にいる。
有名な「田毎の月」。夏場は観月列車がでるという。
今は初冬で山は全体に茶色い。
運転士が後ろ向きに入ってくるので、
停車目標は逆向きに付いている。
下りの特急しなのが数分遅れていたので、それを待って出発。
約40年ぶりの大糸線
松本からは進行方向が変わって大糸線に入る。大糸線は高校2年生の冬に始めてスキーに来た時に乗った。そのときは夜行の急行アルプス信濃森上行きに乗ったのだが、大雪で松本止まりになったあげく、信濃大町まで何とかたどり着き、選考していた叔母や従妹と合流してさらに白馬を目指したのだった。
松本駅で購入したワインを飲んでいるうちに穂高駅に到着。
この駅では、巫女さんのガイドで穂高神社を参拝するちょっとしたエクスカーションが用意されている。
穂高駅も改築されたのか、なかなかのたたずまいではある。
案内していただいた巫女さんも写っている。
ここは山の中なのに海運の神様をまつっている。何でも、穂高一族が元々海の民だったとのこと。今では交通一般に御利益が広がっているとのこと。鳥居の向こうに北アルプスが見える。
さらに飲み続けているうちに、
信濃大町駅に到着。観光協会からのおやきと甘酒のサービス。同じ列車に一人白人が乗っていたのだが、案内が行き届いていない模様。せっかくの機会なので、しっかりと情報を伝えていただきたいところ。
大町を過ぎると、仁科三湖を過ぎて白馬へと向かう。ヤナバスキー場前駅ではしばらく停車する。
白馬駅近くでは山がかなり近くなった。
そして信濃森上駅。40年前にたどり着かなかった駅。
そして南小谷駅へ。こんな小さな駅だったのだね。
駅前の姫川はこんな感じ。あずさで新宿に帰ろうと思っていたのだが、
時刻表を見ると糸魚川行きがちょうど良い時間にあったので、大糸線の完乗を目指すことにした。
ということで、あと1時間。