窓際族の無謀な挑戦

資格取得から20年。
開業しない理由を重ねてきましたが今や窓際族。
リストラが迫る中で、挑戦の記録を残します。

脳が壊れる感覚

2025-01-13 11:36:15 | 日記

昔からフットワークだけは軽かったが、あまり深く考えずに感覚だけで動いていたが、4年ほど前に仕事で大きな失敗をしてから、周りの評価の低下と収入減少の恐怖、自分の無力感と将来の不安で責任や仕事から逃げる傾向が大きくなってきた。

そんな状況では、周りへの配慮や段取りへの余裕がなくというか脳の中で考えがループして全く進まない。

そういう状況でミスや抜けが頻発し、自分でも注意しているつもりだったが、その部分だけ欠損している、見ているようで見えてない感覚。同じことを繰り返し、当然居場所もなくなってくる。

そんな中で、精密製品の製造という全く門外漢の仕事に配置され、引継ぎもろくになく、おまけに不器用で注意不足なのでただ一つの製品も作れずに、周りからは陰口をたたかれ、製造時に手が震えるなど明らかにおかしくなっていた。

のちにメンタルクリニックで分かったことだが、私はADHDだったとのこと。

注意力が低く、衝動性が高いため、自分が危険を感じると衝動的にとんでもない行動を過去してきた。

苦手な人や恐怖を感じる人に対しては衝動的、反射的に適当な言い訳をして、それを突っ込まれて立ち往生することはこれまでに数えきれないほどあった。自分でも全く考えていないのは明らかで、そういうところがさらに信頼をなくし、自己信頼を低くしてしまう。

そうなりたくないので、自分のペースを崩されることが恐怖に感じる。

だから仕事に対してはできるだけ逃げる、避ける、沈黙するという自己防衛が先に立っていたと思う。しかし、そういう姿勢がより、周りをいらだたせ、失望させているのも理解はしているが、はっきりいってどうにもならない。

脳が空回りしている、考えようとしても考えられない、そんな無力な自分が本当に嫌になるし、仕事はもとよりこれから生きていくことにも自信が無い。

脳というものは恐怖やストレスを感じ続けると海馬が萎縮するとのこと。代わって偏桃体という危険を察知する部分が大きくなり、大脳の機能も落ちるとのこと。

この何年間、ネガティブ思考と無力感、逃げることばかり考えていたので、脳も萎縮、壊れてしまったのだろう。

脳の回復には、ポジティブ思考と前進思考が大事とのこと。自信はないが、進むしかないな。

 

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去年のいまごろ

2025-01-13 08:10:00 | 日記

2024年1月は会社の上場準備でほとんど脳が休む暇がなかった。

一昨年の春に転職したばかりで、何が何だかわからない状態で部門の仕事も部下の掌握も何もできないままで、仕事だけが豪雪のように降ってくる状態。特に数字が苦手なのにもかかわらず経理を担当し、通常のやり方と違い非効率で人海戦術的な作業なので内容すら理解できないまま、期限だけが迫ってくる状態で経理の担当からチャットが来るたびノイローゼになっていた。

おまけに本社の引っ越し。家具がどうの位置がどうのといろいろ聞かれるが、もう脳に壁ができて考えることもできなかった。

とにかく集中できる静かなところに逃げても、チャットの嵐ですぐに対応しないと役員がイラつくので、振り回されていたという表現がぴったりだった。ベンチャーのガサツな社風は自分には合わず、でも生活のために毎日夜中まで仕事をしていたが、脳が働かないのともともとADHDなのでたくさんの情報を一気に処理できずに、抜けたりミスをしたりで毎日退職することを考えていた。

しかし、転職したばかりで、家族もいるので、やめるわけにはいかないと尽くしたが、他人の信頼はもとより、自己信頼まで無くなる状況になった。

誰が悪いとか何が悪いとかよりも、自分にはこの状況と会社が合っていなかった。そんな中で無理をして自分をごまかしてきた結果、4月には適応障害となってしまった。その時には、もう仕事については、ポジティブなことは何も考えられずに、ただ仕事から逃げる、避けるという思考が支配的になって、いまだにその後遺症は続いている。

しかしこのままでは人生はつまらない。だから、少しでも毎日をアグレッシブにポジティブに生きようと、今はそのリハビリ中。

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