
朝食の会場に行った二人。
見事に私たち二人アジア人以外は見事にヨーロッパ人だった。
何でアジア人がいるの?
みたいな目で見られてる。
いや私も客だし。
と、友人が一言。
あなたは日本人だからわからないけど日本にいる在日韓国人は同じ思いだよ。
と笑う。
軽い気持ちで言ったんだろう。
しかし、その後の私の海外における出会った人たちの接し方は友人のこの言葉がベースになってる。
同じ人間なんだから差別しちゃいけないんだよ。
的な。
その事にハッとなり、プチパニックになりサラダにフレンチドレッシングだと思って、ヨーグルトをかけてヨーロッパ人にまた白い目で見られる。
食後、プライベートビーチを散歩しようとしたが暑くて断念。
今のバリ島じゃ考えられない事だがその頃のバリ島はコンビニもなかった。
ちょっと買い物に行こうにもタクシーを捕まえなければならない。
値段交渉が必須なのでそれで鍛えられたのだと思う。
レギャンに行かない?
私たちがいるホテルはトゥバン地区のカルティカプラザ通り沿い。レギャンよりは南側である。
いいね。とりあえず雑貨見ようよ。
いいね。
カルティカプラザ通りを歩くとバリニーズに声を掛けられる。
トランスポート?
とハンドルを回す仕草。
タクシー必要やろ?
的な。
Ok, how much?for legan street.
1000円1000円。
だめーーーー。
これだけでは誰が何を言ってるかわからないから説明すると、
私が、
レギャンストリートまでいくら?
バリニーズが
1000円1000円。
友人が
だめーーーー。
1000円なんて論外。しかも日本円なんか外出する時持ってないし。
how much?for legan street?
500円。
日本円ないっちゅうねん。250円分のルピアにしてくれへん?
OK!
おおきに。
これで交渉成立。タクシーに乗る前に必ず交渉する。
因みにインチキ関西弁は友人だ。
なんやかんやでレギャン通りに来たけど物売りの多さに正直タクシーから降りたくなかった。
なんか面倒。
正直な気持ちが口から出た。
友人も静かに頷く。
バリの昼間の出来事である。
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