近況(2013/1/1～)

■4歳上1600万下

ラロメリア せん5 キングカメハメハ×ファインセラ(サンデーサイレンス) ★★★

トレッドミル調整を行っています。
「歩様に不安が見られるということで残念ながら年末にこちらへ帰って
きました。現在はトレッドミルに入れて常歩を踏ませています。まだ
歩様の違和感は残っていて、特に左前脚が気になるのですが、来たとき
よりはだいぶいいんです。昨年も同じようなことがありましたが、時間の
経過とともに解消されてきました。今回も少しお時間をいただき、まず
回復を図ったうえで少しずつ進めていければと思っています」（天栄担当者）
(1/8)

■4歳上1000万下

イルポスティーノ 牡4 フレンチデピュティ×チアズメッセージ(サンデーサイレンス) ★★

１月14日(月)中山・成田特別(ダート2400mハンデ)にビュイック騎手で
出走予定です。12月29日(土)に坂路コースで510-374-247-127でビシッと
追われ、明日(金)にも追う予定です。奥平調教師は「明日(金)は馬場が
荒れてなければ馬場で、荒れていれば坂路で追う予定です。年末年始と
楽をさせずに乗っていますので、緊張感を持たせて調整できています。
状態も良いですよ」とのことです。(1/3)

---

今週１月14日(月)中山・成田特別(ダート2400mハンデ53kg)に登録して
います。このレースはフルゲート16頭に対して、31頭の登録があります。
※ハンデが53kgになったため、ビュイック騎手が体重制限で乗ることが
できず、岩田騎手に変更となりました。(1/7)

---

今週１月14日(月)中山・成田特別(ダート2400mハンデ)に53㎏岩田騎手で
出走します。本日(木)坂路コースにて併せ馬で追われ、51.6-38.1-25.5-13.2の
時計でした。息はできているため馬なりでしたが、終いまでしっかりした
脚どりで駆け抜けています。奥平調教師は「今回はブリンカーを外して
臨みます。以前岩田騎手、横山典騎手から『いきっぷりからブリンカーは
不要でしょう』との話があり、今回は逃げにこだわりませんので、外して
みます。状態は変わらず良く、馬体も年末年始の変則スケジュールでしたが、
太くなることなく調整できています」とのことです。(1/10)

スターノエル 牡4 デュランダル×スターミー(A.P.Indy) ★★

３日は美浦坂路で追い切りました（５２秒４－３８秒０－２４秒８－１２秒１）。
「帰厩後順調に乗り込めていてこれと言った不安はありません。これまでと
同様に脚元への負担を考慮しつつ、なおかつ息も作っていけるような調整
メニューを組むようにしていますが、肩の出を見ても気になるようなことは
ありませんし、順調に来ていると言えると思っているんです。この時期だし、
あまり攻めすぎると反動も怖いのでビッシリ攻め込むことはしていないため
絶好調というところまではないかもしれませんが、不安点がないなかで乗り
込めていることはこの上ないことですからね。いいと思います。今朝も
朝一番の組で調教を行いました。コースをじっくり乗った後に坂路で速い
ところへ行きましたが、まずまずの動きを見せてくれました。競馬を考える
のに問題ないと思えるものでしたし、予定通り行きます。来週まで待つ
選択肢もあったのでしょうが、今週はダート１８００ｍがふた鞍あるのに
対して来週ひと鞍。正直年明けに待機している馬もいると思っていたので
今週でも来週でもそこまで変わらないかもしれませんが、まともな競馬が
できれば現級は力上位ですからいい競馬を期待して送り出したいですね」（奥平師）
６日の中山競馬（４歳上５００万下・ダ１８００ｍ）に蛯名騎手で出走
いたします。(1/3)

---

６日の中山競馬では主張して逃げた馬を見ながら２番手を進む。３角あたり
から先頭に変わり、そのまま後続に影を踏ませず優勝。
「ありがとうございました。力があるのはわかっていましたからホッと
しましたが、ちょっとうるささが出てきているのは気になりましたね。
気持ちが入りすぎている印象で、本来ならもう少しゆったり競馬をさせて
あげたいんだけれど、気持ちで押し切ろうとするのが現状でしょう。
番手に付けましたが、砂を被ったときの不安が解消されているわけでは
ないので、真後ろではなく少し横にずれて進めました。そして、３コーナーで
先頭に立ちました。少し早いなとは思いましたが、そこで引っ張っていざと
いうときにゴチャゴチャすることは避けたかったので、この馬のリズムで
行かせました。力が違いましたが、今のような競馬ばかりだと後々で苦しく
なる可能性がありますし、もう少し気持ちにゆとりを持てるようになって
ほしいですね。中山なら今日のような条件でいいでしょうが、例えば東京
ならばマイルくらいでもゆったり行かせて終いを伸ばすような競馬をして
みてもいいし、走りがしっかりしてくれば芝でもいいと思いますよ。ただ、
走りが大きいし、出て入ってが忙しい小回りコースは基本的に良くないような
気がしますね。これまでのように、おそらくこのあとも大事に使ってくれる
のでしょうし、先々が楽しみです」（蛯名騎手）
「ありがとうございました。年明けからきっちり勝ててホッとしました。
メンバーは決して楽という馬たちばかりではなかったでしょうし、ペースも
それなりには流れていたと思うんです。ただ、この馬はまわりがどうの
こうのより自分のリズムで走れることが何よりプラスなのでしょう。
可能ならば違う形の競馬も試していければとは思っていますけれどね。
今は未だ固まっていない馬なので、安定してくるまでは決め付けず、大事に
育てていければと考えています。牝馬みたいな繊細な一面がありますし、
そのあたりもよく考えながら今後を決めていきます」（奥平師）
前走はスタートで後手を踏みリズムを崩した影響が出てしまいましたが、
今日は悪くない形で序盤を入れました。途中からは自分からレースをつくり、
強さを見せてくれました。ここはあっさり通過してほしいと思っていただけに
ホッとしましたし、新年をいい形でスタートできたことは何より嬉しいこと
です。週明けの様子を見てから最終的に判断しますが、場合によっては無理を
せず間を取った上で次走へ向かうことも考えています。(1/6)

---

９日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。
「先週はありがとうございました。時には厳しい言葉をいただくこともあり
ますが、勝って皆さんと口取りできることは本当に嬉しいですし、またその
ときを過ごせるように今後も取り組んでいきたいですね。ジョッキーも改めて
評価してくれていました。各紙へのコメントは課題を指摘する内容だったと
思います。あれは期待の裏返しであって、もっと良くなってくれる馬という
意味合いでもあるのでプラスに捉えていますよ。ただ、レースは本当に荒削り
でした。そのあたりがもっと上手に走れるようになってほしいですし、ゲートも
ちょっと危なっかしかったです。必要ならばゲートの練習もしておくべきか
とも思ったのですが、普段の練習ではまったくやらないで競馬のときにやる
ところがあるので、あまりストレスのかかることを今する必要もないのかなと
思いました。改めて見直すと口取りの時にもやっていたように洗い場でつなが
れて膝から下を冷やす時も足踏みをしてジッとしていられなかったりする気性の
持ち主なんです。ただ、短期放牧を挟んでやり過ぎないように３週間ほどで
競馬へ行ったにもかかわらずカリカリしていたことは間違いありません。
厩務員もよくやってくれて、うるさいからと言ってカイバを制限するような
ことはせずパワーをつけていけるようにしているからなおさら元気が良かった
のだと思うのですが、ここでさらにと押していくと精神的なものが壊れた
ときのリスクが大きくなってしまいます。レース後の状態はというと心臓も
良くてグッと上がってきそうな雰囲気もあるのですが、体質的なこと、気性的な
ことを考慮し、将来を見据えてそのまま押せ押せで使っていくことは避ける
選択をします。未勝利時期は悔しい思いをしましたが、これからはそこで先着
された馬たちを追い抜いていくつもりですし、これからです。いったん放牧に
出させていただきましたが、まずガスを抜いてもらってそこからじっくり
乗り込んでもらって春の競馬を目指していきたいと思っています」（奥平師）(1/9)

■4歳上500万下

ウインジェラルド 牡6 アグネスタキオン×ウインディアナ(サンダーガルチ) ★

来週の中京での出走を予定しているウインジェラルドは、昨日9日(水)に
坂路にて追い切りがかけられました。単走でスタートすると、テンの2Fは
行きたがるところをガッチリと抑えてゆったりと進み、後半2Fは12秒9、
13秒0と軽快な動きを披露していました。
武市調教師は「ジックリと間隔を取って調整していますし、息の入りは
いいですよ。馬体も引き締まってきましたし、以前のような掛かる感じが
出てきたのもいい傾向でしょう」と話していました。最後に「この感じなら
1200mを使ってみたい気もしますね。飛びのキレイな馬で芝もいいでしょうし、
使えるならそこにいきましょうか」と、来週の中京日曜10R「蒲郡特別」
芝1200mを本線とすることを決めていました。
なお、本日10日(木)は追い切り明けということで運動のみで様子が見られて
いました。(1/10)

■3歳未勝利

バルバドスブルー 牡3 Speightstown×Colonial Glitter(Glitterman)

栗東・森厩舎にて調整中です。１月６日（日）京都３Rに出走し12着でした。
レース後は軽めの運動で調整されています。
渡辺調教助手は「競馬のあとも馬体に気になるところはないので、12日から
馬場での調教を再開して、交流戦を視野に調整していく予定です。
レースでは、他馬を気にするということもあるのかもしれませんが、まだ
訳が分からず我武者羅に走っている感じです。攻め馬はやればやるだけ動く
馬で能力はあるはずですが、まだ気性が子供。でも、何回か使って気性面が
成長してくれば走ってくるはずですよ。馬体は新馬戦当時の体重になって
いましたが、新馬戦を使う前の体がとても良かった印象があるので、５００
キロぐらいあった方がいいかもしれませんね」と話しています。(1/10)

ウインラヴェリテ 牡3 グラスワンダー×スローアキッス(スペシャルウィーク)

12/26(水)に北海道・新冠のコスモヴューファームから茨城県・鉾田市の
ビッグレッドファーム鉾田へ移動を完了していますが、移動後、坂路でハロン
20秒を乗ったところ、スクミの症状が確認されています。その後、一旦は
症状が落ち着き、再度坂路調教を始めたところ、再びスクミの症状が見られ
ました。現在は症状は治まりましたが、今週に入り、血液検査を行ったところ、
スクミの数値がまだ正常値より高い数値を示していましたので、ウォーキング
マシンのみで様子を見ています。数値が治まるまでは、無理はさせずに調整
していきます。(1/9)

アンレール 牝3 ディープインパクト×フレンチバレリーナ(フレンチデピュティ)

５日に美浦トレセンへ帰厩しました。(1/5)

---

９日、１０日は軽めの調整を行いました。
「数に限りがあったのですが、先週末の検疫をうまく確保して帰厩させて
いただきました。天栄では前走後のケアを中心に行ってもらっていたので
トレッドミルでの調整がメインでした。それからこちらに戻ってきている
ような流れなので、まずは立ち上げとしてじっくり乗り込むことから始めて
います。ここに合わせてという明確な目標が決まっているわけでもありま
せんから、馬の良化に合わせてタイミングを見ながら強い負荷をかけて
いきたいと考えています」（津曲助手）(1/10)

■2歳

ルンバロッカの11 牡2 ゼンノロブロイ×ルンバロッカ(Sri Pekan)

乗り進めながら、馬体重を424kgに増やしました。まだ細く映りますが、
動きは軽くて馬力もマズマズです。体力面も不安はなく、順調に乗り込む
ことができているのは何よりです。現在のメニューは、周回コースで常歩、
ダク、軽めキャンターのあと、直線ダートでハロン17～18秒を1本です。
スピード能力が高く、仕上がり具合は上々で、早期デビューを目指して
いる1頭です。(1/7)

ハルーワソングの11 牡2 ゼンノロブロイ×ハルーワソング(Nureyev)

-