今日は瞑想について。
前にサラッと書いたけれど、私が習得したのは超越瞑想法というもの。
もう35年も前になる。
当時は研究所は六本木にあって、確か4日間くらい通った記憶がある。
最初に儀式めいたことをして、マンツーマンで教えてもらうのよ。
何日も通うのは、ちゃんと瞑想法を習得できているかどうか導師がチェックするため。
基礎コースと上級コースがあったけれど、私は基礎しかやってない。
でも、ものの数ヶ月で私は瞑想を実践することを辞めてしまった。
色んな事が重なった。
夫の転勤、自分の資格取得のための勉強を本格的に始めたのもこの頃。
その前の2年間くらいはその資格の受験資格を得るための勉強をしていた。
瞑想は1人でするよりも集団でしたほうが効果があるような気がする。
それで、転居先にあった研究所の地方センターで月一回行われる瞑想サークルの会に参加してみた。
集団で瞑想を行った後、今まで瞑想をして何が起こりましたか?1人づつ話していきましょうということになって自分の番が来てある体験を話したら、それは素晴らしい体験をされましたねと言った人がいる一方で、馬鹿にしてきた人もいて一気に幻滅してしまったの。
瞑想者でもこんな人がいるんだ...。簡単に否定してくる人。
今思えば、当たり前なんだけれど、瞑想者だって宗教家だって聖人君子なんて殆どいないって事が、分からなかったんだよ。
私はどんなことであれ、あんまり否定しないように努めているので、いい歳をしてなんだこのオジサンってガッカリした。
これが瞑想することをやめた直接の原因。
そして、その後私は物質世界にドップリ浸かった。
資格をとり、お金を稼ぎ、贅沢をし、金額なんて気にもせずに物を買い、子どもが生まれれば惜しみなくお金を使って、自分が果たせなかった夢を子どもに託した(押し付けた?)
30余年を経て、私は再び瞑想をしている。精神世界へ戻りたいんだよ。
ずっと続けていたならば、全く違う世界線にいただろう。
でも、きっとこれは必要な遠回りだったんだと思っているよ。
因みに、ある体験とは。
瞑想をしていたら、色々な色彩が次々と現れて、スピードを増し、遂には眩しい光を見た。目を閉じているのに思ったことは、眩しすぎて目を開けていられない!だった。
最近になって、なぜ瞑想法を習得したかったんだっけ?と考えていたら、思い出したんだ。ある本がきっかけだった。
その本の名は Out On A Limb と言う。
今度、その話しもブログに書いてみようと思う。
ゆっくりと、になるだろうけれど。