Aikido Budo Japan YouTube  楽心館 Rakushinkanで剣柔一体

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神刀柔進会 長尾全祐 講習

2007-10-29 | ZENYU NAGAO長尾全祐先生講習のお知らせ
11月17日(土)
12:30より16:00まで

東京23区内
参加費5000円
 
・武道経験のある方
・胴着をご用意できる方
に限らせていただきますが外部の一般の方々にもご参加いただけます。

参加を希望の場合はお手数ですが
往復はがきにてご応募ください。(11月10日まで)
【応募要項】往復はがきの往信用に「長尾全祐講習会参加希望」とご記入の上 ①氏名 ②住所 ③年齢 ④連絡先電話番号 ⑤武道所属団体や経験 を記入してください。
・返信用の表にも応募者の郵便番号・住所・氏名を明記してください。
【送り先】〒260-0007
千葉県千葉市中央区祐光4-8-3 
石川智広 宛

参加を認めた場合、参加許可の返信を致します。
講習会へは、この葉書きをご持参された方だけが参加できます。当日受付で参加費をお納めいただきます。この参加費は講師への飛行機代等として、消費させていただきます。稽古風景を撮影したりすること。この点あらかじめご了承ください。当日の参加申し込みは出来ません。
ご相談がありましたら電話ではなく、mailto:ichirakusai3@mail.goo.ne.jpへメールをください。(内容によっては返信しない場合もあります)

一挙手(いっきょしゅ)

2007-10-27 | AIKIDO 合気道 技 動画
推力について考えたい。
重い荷物を持って、駅のホームを歩く。仮にこのときの重量感は「1」と表現する。

次に同じ荷物を持って、走る電車の床の上に進行方向に立っている。
電車が急ブレーキを掛けたのと同時に、ホームの上を歩いたのと同じ速度で歩き始めたとする。
はたしてこのときの私が感じた重量感は?

電車の速度の速さとブレーキの強さに反比例して、小さくなるはずだ。「0.8」あるいは「0.6」にもなりうる。

私の身体に推力が働いたからだ。

私が撞木足で立っている。これがアクセルとブレーキの働きをする。
私の骨盤や胸。これが走る電車やエレベーターの床の働きをする。
私の手首がある。これが床の上を移動する荷物だ。

臍下丹田と撞木足の緩みの中で、アクセルとブレーキを同時に強く掛ける。すると手は腕力ではない力で、飛んでゆく。

エレベータの床が落ちるように胸の丹田を落とす。我が手は初動が消えたまま、相手の肩を抜くことができる。

以上、一挙手について説明しました。
映像の私の頭部の位置が動かないことに注されたし。軸の前後運動ではないのです。押すでもなければ、持ち上げるでもありません。

介護by無限神刀流居合術 一文字腰

2007-10-24 | IAIJUTSU 無限神刀流居合術 動画
横雲や薄墨の「血振り・残心動作」を見ていただきたい。
臍下丹田と胸の落下で、刀を落とす。一致が大切。

一文字腰は、手と骨盤が一致して立ち上がるとき、腕で引き上げるのと比べれば、格段に大きい力を発揮するものです。

注意点は、自分の軸が少しでも前後に傾斜していると、腕力になるばかりでなく、起こされる方がとても不快です。また起こす方自身の腰を痛める可能性もあります。

介護by合気技法 肘抑え

2007-10-20 | AIKIDO 合気道 技 動画
甲野先生の古武術介護という言葉が流通しています。
その詳細は、存じ上げません。
そこで私も合気技法を使って、まねを試みようと思いました。
まず映像は、うつ伏せの方を、腕力を使わないで起こす方法です。

一教肘抑えの原理を、思い浮かべてください。
肘の接触・肩と顎の接触・相手の正中線と自分の正中線を合わせるようにする。以上がポイントです。

腕力で引き上げないで、体軸を合わせて一緒に起きるようにします。
相手の方が気持ちよく、特に腰に負担のかからないように、心がけます。
(無理に引き上げると、腰を痛める可能性もありえます)

剣術 kenjutsu 一挙動 剣

2007-10-12 | KENJUTSU 剣術 型 動画
袈裟斬り。
一挙動とはいえ、いろいろの要素があって、一挙動とも一拍子とも一呼吸。
動きの起こりがない。腕力ではなく、足腰の推力で剣を飛ばしている。

受けは正眼に構え、初動を感じた瞬間に剣先を落として避けようとする。
そしてそれをさせない、八相からの袈裟斬り。

撞木足(しゅもくあし)

2007-10-04 | KENJUTSU 剣術 型 動画
小野派一刀流剣術でも無限神刀流居合術でも、撞木足を徹底して使う。
真っ直ぐに立つといっても、それを消してのことに過ぎない。
袈裟斬り・水平斬り・納刀と、撞木足なくして何もできない。
これをもって刀身に体軸を入れること。

これが合気の手において、手に体軸が入り、入り身の手とも転換の手とも、剣の手ともなる。

「剣道ではこうして歩行するのですよ」と、ピョンピョン跳ねるような歩行を見せてくれた。Aさんは長く剣道を修行してこられた方だけに、こちらも納得のさせ方に注意が必要だ。
これがお子様なら、「ぴょん吉君だよ、君は?」と笑わせて済ませるのだが。

「もし甲冑を着て、その跳ねるような歩き方ができるか?考えてみてください。身体を沈下させたままの流れをもらって、前へ進むのが自然ですね」と、Aさんに話した。
「そうですよね。竹刀は軽いから、腰で振るなんてことはしませんでしたよ」と、Aさんは笑ってくれた。

これを腰の一言で済ませないで、「足・腰・丹田、身体の内側を使って」と言えるようになりたいものだ。

映像は腰に捻りを入れないままに、沈下することが大切。
植芝合気道開祖は、ご著書「武道」の巻頭で、「レの字立ち」(六方に開く)と教示なさっている。この大切さを見直しましょう。