いつもの大東流合気柔術稽古の一場面。
今日の稽古は四か条(四教)。
まず一刀流斬り落としの稽古。相手の剣を落とす理合い、相手との関係作りと身体使いを説明する。
ところがTさんが、力でグイグイ相手の剣を落としている。
剣を落とすには「三つの乗り」、1.気で乗り 2.身で乗り 3.剣で乗る これが大切です。ところがTさんは、1.身で乗り 2.身で乗り 3.身で乗る をやっているよ。
皆さん意味が分かっての事かどうか怪しいが、一同に笑った。Tさんはまじめに稽古しているので、これが笑えない話であることを感じて、首を傾げていた。
このあと「三つの乗り」の延長で、四か条の稽古をした。ところがTさんは、またまた、四か条の手を1.身で乗り 2.身で乗り 3.身で乗る でやってしまった。
Tさんよ。1.気で乗り 2.身で乗り 3.剣で乗る は、この三つで一致。ばらばらではないよ。重要な順番がわかるように、表現しているだけのこと。この三つを一つで、使うのだよ。そうアドバイスをして、くるりと背を向けた。
私の背後でTさんは、首を傾げながら「ありがとうございました」と、言っている様子であった。精進すれば、分かる日が来るかもしれないね。Tさんは。
まず一刀流斬り落としの稽古。相手の剣を落とす理合い、相手との関係作りと身体使いを説明する。
ところがTさんが、力でグイグイ相手の剣を落としている。
剣を落とすには「三つの乗り」、1.気で乗り 2.身で乗り 3.剣で乗る これが大切です。ところがTさんは、1.身で乗り 2.身で乗り 3.身で乗る をやっているよ。
皆さん意味が分かっての事かどうか怪しいが、一同に笑った。Tさんはまじめに稽古しているので、これが笑えない話であることを感じて、首を傾げていた。
このあと「三つの乗り」の延長で、四か条の稽古をした。ところがTさんは、またまた、四か条の手を1.身で乗り 2.身で乗り 3.身で乗る でやってしまった。
Tさんよ。1.気で乗り 2.身で乗り 3.剣で乗る は、この三つで一致。ばらばらではないよ。重要な順番がわかるように、表現しているだけのこと。この三つを一つで、使うのだよ。そうアドバイスをして、くるりと背を向けた。
私の背後でTさんは、首を傾げながら「ありがとうございました」と、言っている様子であった。精進すれば、分かる日が来るかもしれないね。Tさんは。