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「ズバリ言うわよ! 3時間スペシャル」も観ましたが、今回は「江原啓之スペシャル"天国からの手紙"」のほうを取り上げてみたいなぁと思いまして。
この番組は亡くなってしまった方の"思い"を霊能者(番組ではスピリチュアルカウンセラーと呼ぶ)の「江原啓之」さんを通じて伝えるというもの。
青森にはイタコさんの方々による「口寄せ」というのがありますが、それよりももう少し現実的にしたような感じです。
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「霊がいる」「霊なんていない」という根本的な議論は置いておいて、今回も「家族とは」「愛とは」「死とは」・・・というものを改めて考えさせられました。
番組で紹介された4つのケースの中で私が強くシンパシー(=共感)を覚えたのが3つ目の「小学校6年生の男の子が自殺をしてしまった」お話。
江原啓之さんを通じてのその子のお話では
・本当は首つり自殺をする気がなかったのだけれど(首つり直前に発見されて欲しかった)、転んでしまってそれが現実になってしまった。
・家族が一生懸命働いてマイホームを手に入れたという代償に、家族自体の会話も無く心がバラバラになってしまった。
・学校ではナカナカみんなに受け入れられなくて、努力してやっと受け入れられた矢先に転校せざるをえなくなってしまった。
・自分は本当に家族に愛されているのだろうか、必要なのだろうかというさびしさや不安。
ということだそうで。
大人の追い求める幸せと子供が追い求める幸せとはギャップがあると、江原啓之さんはおっしゃいました。
その子の霊は一番幸せを感じていた頃に遊んでいた砂場に今でもたたずんでいる、と。もちろんこの後、新居につれてきて成仏させてあげたのですが・・・。
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私自身についてはこの子の境遇と似ている部分たくさんありました。
小学校、中学校、高校と進学はしたのですが、周囲とナカナカ上手くとけ込めず、とにかく「学校へは行きたくなかった」思い出だけでした。
かといって、家での居場所はありません。家族は「私の話は面白くない」ようで、私が話しだすと遮って別の会話を話しだす・・・ような感じ。今でも家族としての私の役割は「ただひたすら相手の聞く事のみ」です。人間としてというよりもペットに近い感覚。
私の話は相手にとって面白くないのかも知れないけれど、たまには耳を傾けてもらいたい・・・。単なる甘えであったとしても。
自殺を試みた事も何度もありましたが、本当は「自殺がしたいのではなくて、自分の孤独感やさみしさをなんとかしたい」ということに最初から分かっていました。だからふみきれませんでした。この子のように自殺を本当にしてしまうと、"努力してなんとかするチャンス"さえ無くなってしまいます。
なによりも死ぬのはやはり怖いと感じました。ビルから飛び降りようとした時、電車に飛び込もうとした時、手首を切ろうとした時、首を吊ろうとした時・・・全身から冷や汗が信じられないほど出ました。私の体はやはり「生きる事」を望んでいました。「死んでしまっては"現状を変えようとする努力・チャンス"が何もなくなってしまうよ」と。
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