前回から
2005/09/07
告訴状と証拠を綴じ合わせて本のようにして完成させました(2005年08月27日~08月28日)。そのもようをお伝えします。
1.告訴状を印刷し証拠はコピーをとる
書き直して完成させた告訴状を印刷しました。証拠は民事訴訟とは違い「原本ではなく写し(コピー)で良い」そうですので、全てコピーをとりました。
告訴状(上)が5ページ、証拠書類は左から
- 給与明細書(14ページ)
- 告訴人の普通預金通帳(4ページ)
- 源泉徴収票(1ページ)
- 第1回口頭弁論調書(判決)(4ページ)
- 有限会社○○○○○○の商業登記簿謄本(1ページ)
- 株式会社○○○○○○の商業登記簿謄本(2ページ)
- 告訴人が平成16年10月分、11月分、12月分の出勤日に○印をしたカレンダー(1ページ)
となりました。
2.告訴状に署名をし、捺印をする
私はパソコンで告訴状を作りましたので、最後に自分の名前を直筆で署名をしました。それから捺印をしました。
3.証拠に番号を記入する
証拠書類と言っても単なるコピーですので、告訴状に沿って証拠書類に番号をつけていきます(各最初のページだけでOK)。
4.ホッチキスで告訴状と証拠を留めて本のようにしてみる
大きなホッチキスを使って留めてみました。一応留まる事は留まったものの、ホッチキスの針がギリギリ過ぎて少し危ないかも・・・。
5.製本テープが無かったのでセロハンテープを貼ってみる
ホッチキスの針がやはり危ない。どうしたら良いものか・・・と思い、製本テープが無かったので、デッカいセロハンテープを使ってホッチキスのところに貼ってみたものの・・・
なんか汚らしくなってしまった
そんな感じがしました。
「私の美意識が許さない」ので、再度作り直す事に。
今度は穴あけパンチ&綴じ紐を使ってオーソドックスに作ってみたところ、今度はいい感じに仕上がったような気がします。
6.割り印をする
告訴状と証拠書類を一緒に綴じた後、最後の仕上げとして全てのページ(私の場合、32ページですので合計31カ所)に「割り印」というものをします。
これは「この前のページと次のページは関連性があるんだよ」という証(読み:あかし)です。やり方は簡単で、図のように一枚ずつ半分めくっては文章の一番上の余白と前のページの間にまたがって捺印をポンと押すだけです。
7.やっと完成
やっと完成! と言いたいところですが、提出するとこれは起訴等に使われてしまい返してもらえないので、もう一部同じものを作成し「自分の控え」としてとっておくと安心かも(左)。
労働基準監督署に提出するのはもちろん安全な「穴あけパンチ&綴じ紐」版のほうです。捜査の際に監督官や捜査官の手を切られたりすると大変ですので。
つづく