著者は、最終項Rule55【半強制的な「場」に身を置く】で、そもそも従業員に仕事を進めて
もらうために用意された会社という空間で、強すぎるプレッシャーが与えられ続け、仕事が
はかどらないという状況に問題があると思うが、その状況を改善するのも一朝一夕(イッチョウ
イッセキ)にはできない。
この問題を解決するのに、家とオフィスの中間のような「空間」をしつらえたら、どうだろう。
例えば、仕事は、ストレスレベルが高すぎると進まない。
しかし、家でゴロゴロするほどリラックスしてもダメ。ちょうどその中間の場(空間)なのだ。
と、言っています。本文は、次のよう!!
Rule55 半強制的な「場」に身を置く
以前、読者の方からこんな質問をお寄せいただいたことがあります。
「会社ではプレッシャーが強すぎて仕事が進まないので、家に持ち帰ってやろうとしたも
のの、家に帰ると仕事をする気になれない。どうしたらいいのか?」
そもそも従業員に仕事を進めてもらうために用意された会社という空間で、強すぎる
プレッシャーが与えられ続け、仕事がはかどらないという状況に問題があると思いますが、
その状況を改善するのも一朝一夕(イッチョウイッセキ)にはできないでしょう。
私はこの問題を解決するのに、家とオフィスの中間のような「空間」をしつらえれば
いいのだと考えました。
◎プライベートな職場
実は似た悩みをお持ちの方はけっこういらっしゃったので、セミナーなどに利用する会場を
使って、一時的に私的な「職場」をつくってみたことがあります。
私はそれを「残務ゼロ研究会」と名づけました。その場に集まっていただいた方には、簡単
な「ストレスとモチベーションの関係」を説明し、その後の時間を「各自の進めたい仕事や
作業時間」にあてていただきました。
この研究会は、参加者の方から「ほかではないほど仕事がはかどった」といっていただけ
るほど、おおむね好評でした。
仕事は、ストレスレベルが高すぎると進みません。しかし、家でゴロゴロするほどリラックス
してもダメです。ちょうどその中間の場が必要なのです。
フェイスブックなどで有志を募り、個室喫茶などに「プライベートな職場」を用意してみると
いうのもいいかもしれません。
三つのカンコウって、教えてもらったことがあります。
物事に取り組むときの(目標へ向かっての実践姿勢)を三つのカンコウで表した
この教えは、まずは、あえて(敢て)行う、次に、つらぬき(貫き)行う、そして、なれ(慣れ)
行うこれが三つの(敢・貫・慣)カンコウなのだ!!
すべては、すぐ行うことがポイントだが、足踏みをしないために(まず一歩を踏み出す為に)
実践姿勢なのだ!!
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