著者は、Rule36項【ファースト・タスクを決める】では『「これだけは何か何でも続けたい」と
いう習慣は、1日のはじめに片づけてしまう、というのも合理的な方法だ。
なぜなら、「後でやろう」と思っていると、ついついほかの仕事に時間をとられてしまい、
気づいたときには気力が残っていなかった……ということがよくあるからだ。
また、なかなか継続できない原因には、その行動の「優先順位が低い」ということが挙げら
れる。締め切りのないことや、いつやってもいいようなことは続かないことが多いのだ。
「いますぐにやらなくとも死にはしない」「誰にも何も言われない」行動なのだ。
だからなかなか続かない。これは実は当たり前の流れなのだ。
よって、優先順位は低いけれど、いずれは必ずやらなければいけないことや、本当にやり
たいことは、1日のはじめにやってしまうことが有効なのだ。
習慣にできないことは、優先度が低いものが多いものである。
だから、優先度を比べる「前」に手をつけてしまうことが大切なのである。』
と言っていますよ!!それでは本文です。
Rule36 ファースト・タスクを決める
前項のお話と矛盾するようですが、「これだけは何が何でも続けたい」という習慣は、1日
のはじめに片づけてしまう、というのも合理的な方法です。
なぜなら、「後でやろう」と思っていると、ついついほかの仕事に時間をとられてしまい、
気づいたときには気力が残っていなかった……ということがよくあるからです。
イギリスのワーカー・コンサルタントであるマーク・フォスターは、「―日のはじめに片づけ
たい仕事」のことを、「ファースト・タスク」と読んでいます。
「どうしてもやりたいこと」「やらねばならないこと」は、ほかの仕事との兼ね合いなどは考
えず、「真っ先に手がけるべきである」というのが、ファースト・タスクの考え方なのです。
◎習慣化したいことは「優先順位」がつく前にやる
なかなか継続できない原因には、その行動の「優先順位が低い」ということが挙げられます。
締め切りのないことや、いつやってもいいようなことは続かないことが多いのです。
あなたの「習慣化したいのにできないこと」は何でしょうか? ダイエット、貯金、勉強、
ジョギングでしょうか? 考えてみてください。
この、どれもが「いますぐにやらなくとも死にはしない」「誰にも何も言われない」行動です。
だからなかなか続かない。これは実は当たり前の流れなのです。
よって、優先順位は低いけれど、いずれは必ずやらなければいけないことや、本当にやり
たいことは、1日のはじめにやってしまうことが有効なのです。
ほかのことと優先度を比較する「前」にやってしまいましょう。締め切りが迫っていることや
進行中の仕事などと比較してしまうと、どうしても早くやらなければいけないほうを先にやり
たくなってしまいます。
そちらに時間とエネルギーを使ってしまうため、その後に「優先度の低い」ことに手をつけよ
うとしても時間も気力も残っていません。
だから、習慣化できなくなってしまうのです。習慣にできないことは、優先度が低いものが
多いものです。
だから、優先度を比べる「前」に手をつけてしまうことが大切なのです。
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