時雨(じう)降りたるに、而も、なお浸灌(しんかん)す。(逍遥遊)
---雨が降ったその上に水をまく---
こうすれば欲望にブレーキがかけられる
ひでりに待望の雨が降ってきて、庭の植木の水分は十分なのに、
その上に、また、水をまいてやる。
欲を控え目にすれば、自分の現在の生活で十分である。
他人の豪華な生活と比較して、自分もちょっとランクを上
げようとすると、余計な苦労を背負ってしまう。人間だけが
余計な欲望を持っては、その達成のために、朝から晩まで
神経をすり減らして働きまくっている。
適当な欲望は、生きがいになる。が、過分な、まったく必要の
ない欲望を抱いたときは、自分が、一番生活に困り果ててい
た時のことを思い出すとよい。「今の生活で十分だ。不足は
ない」と思えれば、欲望にブレーキがかけられる。
蓬(ほう)の心あるかな。(逍遥遊)
人の心は、蓬(よもぎ)が生い茂って野をおおうよに、欲望に
おおわれて、身動きができなくなっている。
高い目標達成のために、尊い一生をぼろぼろにしている。
足るを知る!!って、学んだことがある?
常在にあって、常に心したい、実践精進が、この荘子の
言葉には、散りばめられているよね?
・常人を目指しているイガ爺なら、荘子の教えには特に、心打
たれるのではないかな!?
・今日は、道場~の朝錬をしてから帰って来たんだって、田んぼは
台風の被害は 無かったようだね!? よかったね、あとは、
刈入れを待つのみか!!
おいらも楽しみにしているよ!!
13:33分投稿
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