臭腐復化為神奇(知北遊/ちほくゆう):臭腐(しゅうふ)また化して神奇(しんき)なり
---なにもかも生まれ変わっていく---
腐った土から、また新しい命が生まれる
花や葉が落ちて、腐った悪臭を放つ腐土となる。
其の臭腐の土が、神秘的な素晴らしい生成力を持って、また、新しい生命を作り、芽を出し、
つぼみを作り、花を咲かせ、葉を茂らせるのである。
人間は、花が咲き葉が茂る力と、それらが落ちて腐土になる力が、別の力だと思ってしまう。
そのように二つと考えてしまうから、花が咲くと喜び、花が散ると、嫌がるのである。
実は、花が咲き、葉が茂る。いつしかそれが散り、腐って土となる。これは、大自然の一つの気の働きなのである。
大自然の気が集まれば、花となり、その気が散ずれば腐土となり、また、いつしか、其の腐土に芽を出す気が生ずる。
人間の生も、天地の気が集まっているからで、天地の気が散ずれば死になる。
が、その死から、また、新しい生がうまれる。
このように、生と死が連続した一気の働きと見れば、生死のために、心悩ますことはない。
人間も生きて死んで、また生きて死んで、永遠に自然と共に生き続ける。
イガ爺、今日も、深い学びだったよね。
老木に新枝(老木が育くむ、新しい新芽)って事なのだが、大自然に生かされていて、その気のままに
生きている、人間以外の生きとし生きるものは、子孫を残すために、喜んで?腐土となっていくよね。
万象我師!!、先人の教えは、大自然に生かされて、生まれる言葉であると、改めて、感動した。おいらである
22:12分投稿
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