蕭キ(しょうき)を庇って、刺された胡光烈。死体の山だらけの中から、胡瑶は生きていました。胡瑶は、蕭キ(しょうき)が生きている事を確認します。相手の目をくらませるため、胡光烈は胡瑶に「俺に、豫章王の鎧を着せて、顔を潰すんだ」と、言って亡くなります。
胡光烈に言われた通りにした胡瑶は、毒が回り、意識の無い蕭キを、馬に乗せて、連れていきます。
宮廷では、王ケン(おうけん)は、謝宛如から、静(せい)が眠らないのは、乳母のせいだと言ってたけど、濡れ衣だったと、言われます。王ケンと徐女官で、静を知らべましたが、その時は、何も無く・・・。しかし、王ケンが帰りかけると、手が赤くなります。
王ケンが戻ると、乳母は慌てて何かを隠します。王ケンは謝宛如に「原因はこれ。私、桃を触るとこうなるの」と、手を見せます。そして、謝宛如が、乳母を隠したものを確認すると「痛い」と、言います。これで、ようやく、王ケンの言っている事が正しいと、わかりました。
瀕死の皇帝が、都に戻ってきます。驚く皇太后。そして、遺言を残す皇帝は、静を、皇太子に冊封し、謝宛如は、殉葬と言います。
謝宛如は、これまでの事を、王ケンに謝り、静を託します。