蕭キ(しょうき)の軍に囲まれた謇寧王率いる反乱軍。捕らえた謇寧王に、蕭キは、降伏する様に言います。しかし、謇寧王は「皇帝と一緒には生きられない」と、答えます。蕭キから与えられた剣で、自害する謇寧王。
宋懐恩(そうかいおん)は、援軍を求めに西の陣営に行きますが、捕らえらてしまいます。王ケン(おうけん)から、託された皇帝の虎符と、詔書を「どうやって盗んだ?」と、宋懐恩は、言われてしまいます。
皇帝に会った第3王子の馬子澹(ばしたん)は、王ケンの気持ちが手に入らないことを嘆きます。皇帝は、そんな馬子澹にこそ、失望します。皇帝の座など興味のない馬子澹は「どうすれば良いですか?」と、聞きます。皇帝は「天下を取れ」と。
もうすぐ皇帝にもなり、桓ヒツ(かんひつ)との婚礼を翌日に控える第2皇子の馬子律。婚礼には、王家の人間も出席させられます。桓ヒツは、薬で眠らされた様で・・・。婚礼の儀にやってきた花嫁は、面紗をつけているので、偽物だと、馬子律はわかっていませんね。偽の桓ヒツが、馬子律に襲い掛かり、殺されます。死んだ花嫁の顔を見て、状況を理解した馬子律。馬子律に殺されそうになった王ケンを、馬子澹が身を挺して庇い、怪我を負います。