都でも、生きていた蕭キが、王ケンを救出したと言う知らせが入り、皆、驚きます。王ケンを呼び捨てする、側室の蘇錦児(そきんじ)に「礼は、尽くせ」と、言う、肯定、馬子澹(ばしたん)。蘇錦児にとって、王ケンは一番会いたく無い人、それは、わかるけど、増長しすぎ。
前皇帝殺しの逆賊にされた蕭キは、真相究明のため、王ケンを連れて、都を目指します。蕭キをなんとしても、都へ入れたく無い重臣達は、蘇錦児と同じ様に、野心家の宋懐恩(そうかいん)を、使い説得してもらう事にします。重臣達も、宋懐恩は、蕭キと違い、賄賂を拒まないので、野心家だと、わかっていましたね。
蕭キと対した宋懐恩は「逆賊だから、都へは入れない。言うだけは言った」と、立ち去ります。
とうとう、都にやってきた蕭キと、王ケン。迎える王夙に、蕭キは「前皇帝を殺した罪を、着せられる人は、ただ一人」と、言います。それは、馬子澹だとわかっているという事ですよね。