渋々ながら、皇帝、馬子澹(ばしたん)は、蕭キ(しょうき)の望み通り、戦死した兵士たちを弔う祭祀を行います。
皇太后は、馬子澹、自らが、自分が前皇帝を暗殺したと打ち明けた事を思い出し、王ケン(おうけん)を呼びます。
わざわざなのか、混乱しているのか、皇太后は、記憶が混乱していながらも、王ケンに、馬子澹こそが、蕭キに濡れ衣を着せた黒幕だと言う事を、告げます。
その後、王ケンは、馬子澹の元へ行き、問い詰めると、馬子澹は「愛する女を取り戻すためだ」と、認めます。2人が喧嘩別れになったところに、蘇錦児が現れます。
ここで具合が悪くなった蘇錦児を診る典医。違和感を覚える典医に、蘇錦児は、自らが、今、妊娠何ヶ月目かを言い、その口を塞ぎます。
典医に付いている女医に問い詰められ、思わず、蘇錦児の妊娠月に辻褄が合わない事を、典医は漏らしてしまいます。その女医は、その件を青雲道士に伝えます。
蘇錦児を呼び出した王夙は、秘密を知っている事を告げ、玉璽を盗んでくるように、言います。
王藺達は、馬子澹の罪を暴いた紙を宋懐恩に見せ、それを蕭キに伝える様に言います。驚いた宋懐恩は、どう、これを知ったのかを聞きますが、王夙は「王家には、そういう情報網があるのだ」としか言いませんでした。おそらく、蘇錦児に、それを、吐かせたのでしょうね。