今回は、蕭キ出てきたわ。蕭キは運良く、薬売りに助けられたんだわ。そうして、蕭キは、皇帝と皇后が亡くなったこと、王ケン(おうけん)が、皇子の静(せい)を連れて、都から逃げたと耳にします。多分、蕭キは、王ケンが寧朔へ向かおうとしたと、多分、察したんじゃないかな?
その王ケンは、賀蘭箴(がらんしん)に連れ去れら、龐癸は死に、蘇錦児は、とうに裏切っていたのだと、聞かされます。え?龐癸、殺されたの?ただ、眠り薬飲まされたんじゃないの?
忽蘭(くらん)王は、王ケンが逃げ出そうとしていることを知ると、逃がしてくれますが、夜中、森の中へ、王ケンを置き去りにします。後からやってきた賀蘭箴は、王ケンに「ここを、さまよっていたら死ぬ」と、言われます。
王夙と再会した王藺は、都合よく、馬子澹(ばしたん)が、都に現れたことから、謀反は蕭キでは無いと、王夙に話していました。王夙は、王藺に、皇太后からの密命を見せます。それは、宋懐恩の始末。王藺は王夙に「殺せ」と、言いますが、王夙は、宋懐恩が優秀であると、話します。