やはり、静(せい)を狙ったのは、皇太后の様ですね。王藺(おうりん)が、王夙(おうしゅく)に、そう言っていました。王藺は、自分が、静の面倒ををみると、言います。王夙としては、自分の考えは、はっきりとは言いませんでしたが、王ケン(おうけん)が、静を巻き込ませたくないと、心配していたと言う言い方をしました。王藺が静を利用するのは、目に見えていますからね。王藺は「政争に巻き込まれるのは、この子の宿命だ」と。
王夙は、顧采薇(こさいび)に、巻き込んでしまったことを詫び「都に戻るが、一緒に行かないか」と、誘います。戻る王夙達に、顧采薇は映っていませんでしたが、一緒でしょうか?
王ケンが死んだと聞かされ、廃人状態の馬子澹(ばしたん)。温宗慎達は、王ケンの元にいた蘇錦児(そきんじ)を消すことで、馬子澹に、王ケンを忘れさせようとします。蘇錦児が、投獄されたと知って、駆けつけた馬子澹は、蘇錦児を、貴妃に封じます。
賀蘭箴(がらんしん)から「俺が守っていやる」と、求婚された王ケン。蕭キの生存を信じる王ケンは、それを断ります。
偶然、捕えられている民と共に、龐癸と再会した王ケン。よかったわぁ〜。龐癸が生きていたわ〜。民の中に、以前、蕭キが世話をしていた子供もいました。子供ゆえ、生々しく、蕭キの死を、王ケンに語ります。王ケンとしては、蕭キの死を信じるしか無くなった様です。