達ですが、浮かない顔をしていると徐卓は言います。楊堅は「本来は、皇帝に差し出す物だが、趙越が良い様に利用する可能性もある。渡さないことに罪悪感はあるが」と、言います。独孤伽
は「良いのよ。今まで、皇帝に虐げられて来たんだから」と、言います。楊堅は定州のために、少し使うとして、あとは、徐卓に管理を任せます。
定州に総官として赴任した楊堅は、荒れた土地を整備し、耕し、民に農地を与えます。独孤伽
は、以前と同じ様に徐卓の力を借りて、紡績業を発展させます。こうして民の暮らしは、豊かになります。独孤伽
達も、穏やかに過ごし、時が経った様で、子供、楊麗華達は、大きくなりました。
いくら、独孤伽
達が、安定した生活をしていても、気になるのは、皇宮に人質にされている楊広のこと。
長安では、皇帝が、仏教を禁じて、僧侶達が行き場を失います。尉遅寛と尉遅文姫、父娘も困るでしょうね。
高ケイ一家が、定州の楊堅達の元を訪れます。高ケイの妻と娘は初めて見たわ。数年ぶりの再会で、皆喜びます。高ケイは、今の皇帝の状況を話します。皇帝は以前とは違い、自分さえも、失言したら、首をはねられるだろうと、言います。
楊爽と、楊勇は、陳との戦に参戦し、功績をあげます。
こうして、独孤伽
達は、長安へと戻ります。独孤伽
と再会しても、冷たい楊広。まぁ、楊広としても、ひとりぼっちで、辛い思いをして来ていますからね。
独孤伽
達とともに、皇后に挨拶に来た楊麗華に、宇文贇は・・・。
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