綾瀬市の代表格の神社と言えば・・・
五社神社(綾瀬市早川)ということで綾瀬神社シリーズ第2弾として探見に行ってきました。
五社神社の由緒
五社神社は、日本武尊東征の折に当地に五朶の榊を樹て、地神五代を創祀して五頭の宮と崇められたのが創始だと伝えられ、正和2年(1313年)、三井の門徒浄覚大徳が社殿を再建、五社明神社と称したといいます。慶安2年(1649)には江戸幕府より社領13石の御朱印状を拝領、明治6年村社に列格、昭和12年五社神社と改称・郷社に列格したといいます。
ここが入口。鳥居の先にあるの木は銀杏です。
江戸時代中期に神木として植樹されたそうです。
参道の途中には日本武尊(やまとたける)が東征の折に腰かけたという日本武尊御腰掛石があります。いわゆる伝説の石です。私も座ってみたい・・・!
いよいよ拝殿前へ!一対の大木がまるで怪獣の足かのように堂々とそびえ立っています。
怪獣の足の正体は大正天皇の御即位の時に植樹された楠木です。
恒例の阿(あ)
吽(うん)
天照皇大神をはじめ天忍穂耳尊、天津彦火瓊々杵尊、彦火火出見尊、鵜草葺不合尊がご祭神です。
本殿の裏には綾瀬市の指定文化財となっている椎の大木があります。樹齢400年、樹高20m、胸高直径2mで綾瀬随一の古木だそうです。
拝殿脇にあったポスター。明治天皇の御百首のひとつです。日本人らしさを感じる詩ですね。
(訳)緑色に澄みわたった大空のように広大無辺な心を自分の心としたいものだ
ぜひ自然が多い五社神社を訪れてみてはいかがでしょうか。
ご祭神について
天照大神:皇祖神のひとつ、太陽の神
天忍穂耳命:稲穂の神、農業神
瓊々杵尊:農業の神/平和と繁栄をもたらす神
彦火火出見尊:神武天皇の祖父
盧鳥茲鳥草葺不合尊:農業の神、夫婦和合・安産祈願の神
ご利益
所願成就、五穀豊穣、商売繁盛、国家安寧、安産祈願 他
情報提供
猫のあしあと
神社人
投稿者 TON