それを見ながらふと記憶は過去へ飛び・・・そうだ、7年程前の6月頃に旦那と2人で九州方面に旅行に行ったこともあったな・・と思いを馳せていました。
ということで、今日はその時の旅行について少しお話してみようと思います。
少々文章が長くなりましたが、もし宜しければお付き合いください
まずは、なぜ私が九州に旅行に行きたい！と思ったかのかというと・・・別段、親戚や知り合いが九州にいたわけでもないのですが、あれは確か私が小学生ぐらいの時だったと思います。
多分旅行会社のパンフレットか何かで宮崎県高千穂町にある、それはそれは美しい滝の写真を見たのです。
こちら→http://miyazaki.daa.jp/takachiho/
この有名な神々の住む地、高千穂峡の「真名井の滝」の写真にその時なぜか一目ぼれ。
そしてその頃から「いつかはここに行って見たい！」とずっと子供ながらに思ってはいたのですが、何せ場所は九州宮崎県です。
愛知県からではさすがに車で１時間・・というわけにはいかぬ場所であるので、親に「ここに行ってみたい」ともなかなか簡単に言えるはずも無く（やはり遠いし、家族4人で行くとなれば当然お金もかかる）そのまま時は十数年過ぎて行きました・・
そして結婚して3年ほどしてから、ようやく私はそのタイミングをひねり出す事に成功し、旦那と自分の有給休暇の日にちを何とか合わせて（その頃はまだ正職員で私も仕事をしていましたので）九州旅行の計画をいよいよ実行に移しました。
今もそうですが、旅行の計画などを考えるのは旦那では無く、すべて私です。
「さあ、今回はここに行くぞ！」となったらガイドブックやインターネットなどで行き先の事について色々研究し、旅行の主導権は完全に私が握ります。
余談ですが、行く前からあれこれ研究してやたらその土地について詳しくなってしまうのはＡ型の特徴だそうな（それ、確かに当たってるわ・笑）
そして九州の中でも特に行きたい場所として私が候補に挙げたのが、まずは高千穂峡（高千穂神社で行われる夜神楽も是非見たいと思っていました）、そして由布院温泉、それからハウステンボス。
ハウステンボスは、あの中にあるホテルで一度は一泊まってみたかったというのが理由。
まずは旅行会社のパンフなどで希望する場所が含まれるパックツアーが無いものかと探してみましたが、その3箇所が含まれるツアーなど都合よくそう簡単には見つからない。
無ければもう仕方がないので、フリープランとでも言うのかな？飛行機、宿泊、現地でのレンタカー代がセットになった組合せ自由の個人ツアー（3泊4日）を選びました。
ただし、個人旅行の方が融通は利くし時間も自分の好きなように使えて自由な反面、何かとお金も掛かりますので、そこは覚悟しておかなければなりません。
その結果、現地での移動距離、時間、その他諸々を考慮しながら考えた旅行プランは、まず名古屋空港から熊本空港へ飛行機で飛び、空港でレンタカーを借りて現地では車で移動するというものでした。
まず初日は、いよいよ高千穂へ。熊本から高千穂までは車で2時間ほどだったと思います。
その日は午後8時から高千穂神社で毎日行われる「夜神楽」を見学しつつ、一泊しました。
今回の旅行のメインでもあり、ずっと以前から一度行ってみたいと思っていた「高千穂」は、やはり思ったとおりの素敵な場所でした
何といってもあの滝！嗚呼、大自然万歳ですよ！
滝の隣にある遊歩道の上から眺める景色は、やはりさすがは神話の郷、神々の住まう場所です。
何とも神秘的で「ああ！ここだよ、ここ！写真で見たのと同じだぁ♪」と私は大喜び
もちろんボートに乗って滝のすぐ下まで行ってみましたが、下からみる真名井の滝もまた圧巻です。多くの人がこの滝に魅せられるのも十分頷けますね。
ただ・・・ボートを漕ぎ慣れていない人だと少しばかり大変かもしれません（笑）。
なぜなら、滝の下を通り過ぎてから、川の途中でユーターンしてまたボート乗り場まで戻らなければならないのですが、これがなかなか上手くいかなくて他のボートにぶつかってみたり、壁の岩肌と格闘してみたりと、オロオロするハメになる・・という事もあるからです（はい、うちの旦那もその1人です・笑）
そして「夜神楽」ですが、これはやはり見ておいて良かったと思います。
神聖な雰囲気を味わってみたい方にはぜひお勧めしたいです♪
こちら→http://www.pmiyazaki.com/takachiho/kagura.htm
神楽ですのでお面をつけて能のような踊りを神様に奉納する訳ですが、本来は夜通し行われるものを有名な4曲ほどを抜粋して1時間程見せてくれます（あくまでもこれは観光用ですね）
4番舞われるうちの最後の1番は、特にご夫婦にもお勧めしたいですね
(はて、何故でしょう？笑）
そして旅行2日目は、なだらかで眺めのとても良い阿蘇高原を快調に走り、高原途中の休憩所で濃厚な味のソフトクリームや牛乳など頬張りつつ湯布院へ向かい、昼頃には市内へ到着。
そのままホテルの駐車場に車を置いてのんびり歩きながら由布院の街並みを散策しました。
散策途中で立ち寄った石のアクセサリー屋さんで、ペリドットのラフな感じのペンダントを購入した時に、お店のおじさん（なぜか金髪の外人さん）が同じく緑色の石（何という石か良く分からない）のついたブレスレットをおまけしてくれた事が印象に残っています。
そして夕方にはホテルに戻り温泉にゆっくりつかった後、湯布院の地ビールなど飲みながら美味しい食事をいただき、そこで一泊。
旅行3日目は湯布院から福岡、佐賀を通り過ぎ、長崎まで移動して（高速道路を使って、所要3時間程？）、ハウステンボスのすぐ近くにあるレンタカー屋さんへ車を返却、そのままハウステンボスへ直行しました。
さすがハウステンボスは草花のお手入れが非常に行き届いており、噂に違わず街全体が花で満たされていて綺麗でしたね～。
パーク内のホテルで一泊したので、翌朝まだ一般のお客さんのいないハウステンボス内をくる～と一回り散歩していたら、植え込みなどのお手入れを庭師のおじさん、おばさん達がせっせとしていてその様子にいたく感心しました。
それからハウステンボスで印象に残っているのが、パーク内の至る所に韓国語の文字があふれているなと感じたことです。
大抵、日本語と英語は日本中どこの地域でも看板などに書いてあると思うのですが、ここでは日本語、英語、韓国語が当たり前のように看板や説明書きなどに記されていました。でもよく考えれば長崎のすぐお隣は韓国ですもんね。
お客さんも確かに韓国の方は沢山いらした気がします（見た目だけじゃ区別はつかないので、話している言葉で判断）
最終日、4日目にはハウステンボスから出ているバスに乗って長崎市内へ向かい、観光に行きました。
（ちなみに、美輪明宏さんは長崎の御出身ですね。）
長崎市内では路面電車が走っていたので、それを活用して大浦天主堂、グラバー園、長崎中華街ではちゃんぽん麺、皿うどんを堪能し、出島などを見てまわり、お土産には文明堂のカステラなど（定番だなぁ）を買い求め、また飛行機で愛知県へ無事帰ってきた・・・という次第です。
・・・とまあ、こんな感じで旅をしてきたわけですが、実はこの旅行で私達はとても大きな宝物を授かる事ができたのです
これもきっと、高千穂の神々によ～くお願いしてきたご利益だろうと思い、その約１０ヶ月後にオギャアと産まれた我が娘には、「高千穂」にちなんでそこから名前をありがたく付けさせていただきました
そんな事もあり、九州方面にはまた是非行ってみたいですねぇ・・・
娘にも高千穂の滝をいつかは見せてやりたいわ
そして今度行く時には、福岡には必ず立ち寄り（名古屋⇔福岡間は新幹線なら３時間で行けるぞ♪）、新鮮なうまかもんを腹いっぱい食べたかばい！（←使い方合ってる？笑）
