夢殿

「気」

先日、お昼ご飯に焼きそばを作ったのですが・・・いつもよりなぜか美味しくない。
その原因は自分でも分かっている。

その前の日の晩、姑の事で旦那と珍しく言い争いをしたからである。
(普段は、ほとんど喧嘩はしませんよ・笑)
この姑が日頃から無神経に私に言い放つ余計な一言のせいで、どれだけ私がむかっ腹立てていることか!
まあ、73年間この性格で生きてきた姑に今更何を言ったところで
その「何かにつけて一言文句をつけなきゃ気がすまない性格」は直りはしないだろうが、それにしてもいちいちカチンとくるんだよ!
でもきっと、言った本人はそんなこたぁ覚えていないだろうがね。

で、そんな精神状態を引きずったままでこしらえた焼きそばは、当然ながら美味しくなかった。。。


料理は「気」で作る。
まさに名言である。
よこしまな考えや思いで料理を作っても、本当に美味しいものは出来ないのである。
子供や旦那が喜んで「おいしいおいしい♪」と言って食べてくれるのを想像しながら作るからこそ、うまいご飯が出来るのだろう。

料理だけではない。絵画にしても、歌や音楽にしても、人が関わって作り出されるすべての事に「気(心)」が込められていなければ、感動も何も感じないのではないだろうか。

フジコ・ヘミングさんが先日テレビでピアノを演奏なさっていたが、魂のこもった素晴らしい演奏だった。
美輪さんの歌声でも、日頃から仰っているお言葉でもそうである。

全てにとてつもなく「気」がこもっているから、人々の印象に残り、また心に響くのだろう。

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