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「病は気から」のはなし

「病は気から」の脳科学、から

細胞は、常に『成長・増殖』か『防衛』のいずれかの反応をとる。そして、その両方を同時とることができないという特徴を持つ。細胞の成長・増殖には、エネルギー源となる栄養素のやりとりが不可欠である。細胞が成長・増殖の状態にあるときは生体システムが環境に対して開かれた状態となる。つまり、細胞は自由に食物を取り入れ、排出物を出す状態となる。

これに対して、身体がストレスを感じると細胞は防衛状態となる。防衛状態になると、細胞は感知された脅威に対して防御壁をつくる。防御壁がつくられている間は、細胞は外部から栄養素を受け取ることができなくなる。細胞は存続のために常に栄養素が必要であるため、外部から栄養素を受けるとことができない期間が長く続くと、その存在を維持できなくなる。ストレスを感じると身体に悪影響を及ぼすのは、ストレスを感じている間は細胞が防衛状態に入り、成長・増殖できないためである。すなわち、栄養を摂取してエネルギーを生み出すことができず、細胞は新生されない。

これが、ストレスによって身体に悪影響が及ぶメカニズムである。すなわち、「病は気から」たるゆえんである。


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