記事、ジェリー・テナント博士の「身体の電気回路を癒す」の中から抜粋。
根管治療は絶対にしてはいけません。歯医者は、死んだ組織を体内に残しても大丈夫だと考えている唯一の医師です。そんなことを信じている医者は他にいません。
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根管治療とは、歯に穴を開け、オーガ(らせん状の刃先)を使って回転させ、動脈を引き抜き、神経を抜いて歯を殺すことです。そして、パテを詰め込み、無菌状態を保つことを前提にしています。まあ、それはナンセンスです。
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重度の感染症になると、サーキットブレーカーのような働きをする
根っこの部分で血液やリンパ液が付着したままなのです。ですから、そこに細菌が入り込む可能性は確実にあります。根管治療の歯は足の親指が死ぬのと変わりません。(足を)そのままにしておくと、壊疽(えそ)で死んでしまいます。盲腸が機能しなくなる。(盲腸を)そのままにしておくと、腹膜炎で死んでしまいます。根管治療も同じように死に至りますが、時間がかかるだけです。
根管治療を広めたのはジョージ・マイニー George Meinig という歯科医です。彼は晩年、歯科医に根管治療をやめさせようと努力していたようです。
根管治療を広めたのはジョージ・マイニー George Meinig という歯科医です。彼は晩年、歯科医に根管治療をやめさせようと努力していたようです。
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彼は『歯根管隠蔽工作 The Root Canal Cover-Up』という本(『虫歯から始まる全身の病気―隠されてきた「歯原病」の実態』)を書きました。マイニーが登場して本を書く前から、ウェストン・プライス Weston Price は、病気の人の歯を抜いてウサギの皮膚の下に埋め込むと、1週間後には、その歯を持っていた人と同じ病気になったといいます。そして、それを何百回も繰り返しました。このように、歯の感染症が全身の病気を引き起こすという概念は非常に長い間知られていました。しかし、歯科医師たちはそれをうまく隠してきました。
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今、Netflixで「根本的原因 The Root Cause」という映画が公開されています。この映画では、アスリートとして活躍していた彼が、根管治療を受けた後に身体障害者となり、回復のために様々な努力をしている様子が描かれています。彼が根管を取り除く状態になるまでは、何の効果もありません。そして、その後、彼は健康を取り戻しましたが、これはまさに私に起こったことです。